★野口五郎さんと東海林修先生の作品リスト★
★野口五郎さんと東海林修先生の作品とステージのページ★
「歌がある限り」
作詞・山上路夫 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1975年 7月16,17日 GORO ON STAGE ひとりぼっちの栄光 初演
1975年11月 15日 ゴローインサンプラザ〜美しい愛のかけら〜
1976年2月7日〜3月14日 明治チョコレートコンサート
1976年3月20〜23日 日劇リサイタル〜女友達
1976年4月29日 GORO ON STAGE 故郷に帰るU
1976年5月21日発売 アルバム「野口五郎5年の歩み」
1976年7月20日〜8月11日 全国縦断コンサート
1976年10月24日〜1121日 秋の五大都市コンサート〜針葉樹〜
1977年1月29日〜3月6日 GORO IN CNCERT〜明治
1977年4月13日〜4月28日 日生劇場特別リサイタル
1980年7月18〜9月14日 HOT ICE '80
1978年5月9日放送 テレビ「NHKビックショー〜夢を追いかけて〜」
歌手・野口五郎さんのイメージを 一曲で答えよ、と言われたら
私ならばこの一曲を選びます。
この曲はステージで歌われた曲で 明治チョコレートのCMにも使われた曲なのですが
シングルカットされなかったのが不思議なくらい とてもスケールの大きい素晴らしい作品です。
1976年5月に発売された「野口五郎5年の歩み」という3枚組のアルバムの 一番最後に入っています。
詞も曲も愛であふれていて それを歌うGOROさんの力強く温かい歌声は 聴く人に感動と勇気を与えます。
こんな素敵な曲を作っていただいた山上路夫先生と東海林修先生には感謝の気持ちでいっぱい。
今でも この歌をステージで歌い続けてくださるGOROさん、
そして 今でもこの歌を胸を熱くして聴ける私たちの心は いつまでもあの日のままです。
この歌を歌ってくださるGOROさんを見ると
ずっとずっと私たちのために愛の歌を歌い続けて
くださる、って信じれるのです。
いつまでも この歌を歌いつづけてほしい。
生きる喜びを感じる曲。心が満たされる歌です。
のりえ - 2004/02/25(Wed) 06:37
「歌がある限り」今朝も聴いてしまいましたっ!
もうどうしようもなく感動!!
毎日うるうるです。
若い日々は 涙がいっぱいこぼれることも
明日が見えなくて どうしていいかわからなくなることも
がむしゃらに突っ走る分 いっぱいいっぱいあるのですが
この「歌がある限り」を聴くと
もう体中に生きる勇気と元気がふつふつと湧いてきます。
がんばろう!って いつもいつも励ましていただきました。
そしてそれは今も同じです。
だから私は 野口五郎さんのページにも書いていますが
歌手・野口五郎、といえば まず「歌がある限り」なのです。
この気持ちは私の中ではずっと変わっていません。
まさに私の青春。いつも青春とともにこの歌がありました。
なんて温かくて力強くて感動的なのでしょう。
涙が出てきます。
本当に五郎さんに出逢えてよかった、って思いますね。(;;)
そしてそして 五郎さんのそばに 東海林修先生がいてくださったことが
本当にうれしくて
うれしくてたまりません。
こんな素晴らしい歌をつくっていただけて 感謝の気持ちでいっぱいです。
先生は 本当に五郎さんの素晴らしいところをいっぱい引き出してくださいました。
それはどれも 全てを受けとめて がんばれと背中を押してくれる
素晴らしい愛の歌です。
今「箱舟の帰還」を聴いているのですが
何度聴いても ぶるぶるとふるえるほどに感動してしまいます。
私は世の中の人に言いたい!!
どうかこの 野口五郎さんの歌を聴いてくださいっ!!
「歌がある限り」「箱舟の帰還」を!!
もう 本当に叫びたい気持ちでいっぱいです!!
歌は生きる支えになります。
誰もみな そんな素晴らしい歌と出会いたいのです。
詞が曲が心に響く歌が聴きたくてたまらないのです。
なんとしてでもたくさんの人に聴いてほしい。
CDにしてほしい!!
黙っていても 何一つ実現することはありません。
思っているだけでは 誰もわかってはくれません。
どうか 五郎さんの素晴らしい歌を聴きたいと思われるならば
どうか 一言でも声をあげてほしいと思います。
私たちの大切な歌は ぜひぜひCDにしていただきましょう。
叫び続けたいきもちでいっばいです。
よしピー 2006/04/15 18:37
こんばんは。17歳の高2です。こちらには初めておじゃまします。
僕のような若輩者がこちらに書き込みするのはどうかと思ったのですが、
のりえさんから是非にとスカウトされ、早速登場しました。
僕は母がGOROファンということで、幼い頃から常にGOROさんの歌を聴いて育っていました。
近年はその傾向がより顕著で、夕食の時などには自分からMDをかけています。
そんな僕ですが、初めの頃に興味をもったのが「歌がある限り」でした。
歌詞や盛り上がり方から、いかにも歌手らしいものを感じたのです。
母にそのことを伝えると、明治のCMが入っているビデオを見せてくれました。
ちなみに、最近僕が気に入っているのは「愛の肖像」です。
くぅ 2006/04/15 21:49
東海林先生、のりえさん、皆様こんばんは
よしピーくんも久し振り!学校は順調ですか?
僕も「歌がある限り」は東海林先生の作品の中で
感動と迫力の1曲として大好きな曲です!
実はこの曲と出逢ってのはずっと後の事で先日もお話した
「HOT ICE」の時でした・・・
エンディングで演奏したんですよね?
その時初めて「あれ?これ明治チョコレートのCMの?」
と思ったんです・・・
のりえさんの、先生の作品とステージのページを見ると
初演が1975年になってますからCMもだいたいこの頃ですよね?
(或いはもっと前?)
凄いと思いませんか?当時僕はまだ子供ですよ!?
音楽なんて全く興味が無かったのに・・・
そんな子供の頭の中に焼き付けてしまう東海林先生の作品って・・・
何年もの時を経て、それも何度も聴いていない曲を
想い出させてしまう東海林先生の作品のインパクトには
呆れるほどのパワーを感じてしまいます!
これぞ名曲の必須条件! 憶えなくても耳に入ってくる!
これこそが名曲と呼べるものではないのでしょうか?・・・
当時は五郎さんのあの歌唱力と相まって最高の曲に
仕上がってましたね!
毎度言わせて頂いておりますが
やはり名曲は何年経っても名曲は名曲なんですね・・・
色あせる事なく、錆付く事もなくいつまでも響き続けています・・・
みずき 2006/04/17 21:14
東海林先生、ありがとうございます。
「歌がある限り」、五郎さんにしか歌えない曲ですね。
ファンはもとより、世界中の人を幸せにする、勇気を与える
素晴らしい曲です。
「愛の肖像」、あんな若さで、せつせつと歌い上げ、五郎さんの
世界の原点となる曲ではないでしょうか。
30年たった今、新たな世界が広がってほしいです。
甘夏 2006/04/17 19:24
今日の記念すべき4周年に合わせるように、最高のプレゼントをいただけたようですね。
まさか山上先生のメールをこちらで見せていただけるなんて、夢のようです。
数ある五郎さんの歌の中で一番のお気に入りは「歌がある限り」です。
「愛」と「心」と「生命」を込めての熱唱は、いつも、どんな時も、心を揺さぶります。
これほどこの歌の似合う歌手が他にいるかしら?いつもそう思っています。
>私たちもそうですが もしかしたら
>だれより五郎さん自身がこの歌に励まされていたのだなぁ・・と今頃になって気づく私です。
のりえさん、本当にそうですね。
この歌にめぐり合えた私たちは本当に幸せですが
それと同じことが五郎さんにも言えるのでしょうね。
五郎さんご自身も、そしてファンの私たちも、
これからもずっとこの歌とともに歩んで行くのでしょうね。
東海林先生、山上先生のますますのご活躍をお祈りいたします。
そしておふたりの新たな作品を熱唱する五郎さんの姿を一日も早く見られますように・・・
その日が来ることを願ってやみません。
036 2006/04/18 08:09
>「歌がある限り」を聴いたのですが
詩と曲 どちらが先だったのかとてもしりたくなってしまいました。
ドラマ仕立てのものは作家が合意にもとずいて状況設定するので
原稿が先です。
通常の楽曲は,ほぼ全て,曲先行で,詩人は受けるイメージを
文字に置き換えます。通称「はめこみ」
凡人には出来ない不思議な世界。
...........
けがれのない美しい心に刻まれた遠い記憶は,少年少女になって
たくさんのうれしいかきこみ。
みなさんありがとう。
Poo 2006/04/18 18:38
東海林先生 のりえさん みなさん こんにちは。
先生のうれしい書き込みに飛び出してきました。
「歌がある限り」の初演は1975年ですね。
以来、五郎さんのステージには欠かせない一曲となり
私にとっても大切な大切な曲になりました。
何年かの歳月をこえ(結婚、子育ての時期で)心はずませてステージに出かけていったのは
「HOT ICE’96」でした。
そのときのオープニングが「歌がある限り」だったのです。
イントロが流れた瞬間・・ひとすじの涙が流れたことを思い出します。
40歳の五郎さんの歌声は新鮮で心に深く深く響きわたりました。
時の流れと共に数々の記憶がうすれていく中
なおも激しく話題の主人公となり ひかり輝いている
「歌がある限り」に大拍手をおくらずにはいられません!!
さあ!みなさんもご一緒に〜〜
先生 ありがとうございました。
きょんこ 2006/04/19 21:01
歌がある限りはもちろん、他の東海林先生の曲って
ほんとに心に「く〜っ」ってくる曲が多いですよね。
この「く〜っ」が心地よくて、なんども聞きたくなるんですよねー。
明るい曲も、泣きたくなるような曲も、
人間の喜怒哀楽をほんと、引っ張り出してくれます。
のりえさんが長年切望してるように、
私も今また五郎さんに東海林先生の曲歌ってほしい〜!
みずき 2006/04/25 21:08
東海林先生、貴重な山上先生のお話ををお教えいただき
ありがとうございました。
皆さんの感動を読んで、胸がいっぱいになって、その
感動がもっともっとふくらんで。
言葉になりません。
10代の頃に聴いていた曲は、歳を重ねた今も輝いています。
むしろ、今の方が虹色に輝いて聴こえます。
作詞、作曲、編曲の素晴らしさはもちろんですが、素晴らしく
歌い上げた五郎さんのファンであって本当によかった。
「歌がある限り」、永遠に受け継がれなければならない大きな
愛の歌であり、私たちはその歌を永遠に受け継いでいく義務さえ
感じます。
広めましょう、その歌の素晴らしさを!!!
AKO 2006/04/26 01:23
山上先生からのメ−ルのご紹介があって、感激です。
東海林先生、ありがとうございました。
「歌ある限り」は私にとって大切な人生の応援歌です。
HOT ICE '80 が、コンサ−ト初体験で、
やっとこの曲を生で聴けた嬉しさと
もうすぐコンサートが終わってしまう
寂しさが交差していたような記憶があります。
時は流れて、DSのオープニングで聴いたのは、数年前。
思いがけないプログラム構成に新鮮な感動を覚えました。
以来、何度か、DSに行く機会に恵まれる度、
「歌ある限り」と共にステージに現れ、
今も大切に心を込めて熱唱されるGOROさんの姿に
オープニングから感激しています。
♪この世に生まれた喜びこめて〜〜愛の歌〜♪の
数小節のアカペラが会場全体に響き渡った瞬間
パワフルで優しい歌声に包まれた世界に感動します。
その後の会場のお客様の拍手に「凄い〜」「ようこそ〜」と
いろんな思いが込められて聞こえてくるような感覚が嬉しくて。
時を越えて、今の時代も、そしてこれからも
名曲「歌ある限り」を歌い続けて下さるような気がしてなりません。
ずっと感動して生きて行けたら幸せかな〜♪
1974年11月9,10日 GORO IN SUNPLAZA 〜甘い生活〜 初演
1975年1月10日 テレビ「ハイヌーンショー」
1975年9月13日 GORO ON STAGE カルピスソーダ
歌といえば 3分あまりのものだと ずっと思い込んでいた自分にとって
この「愛の肖像」は あまりにも衝撃的な作品でした。
こんな歌 生まれて初めて聴いたからです。
この歌はモノローグの入った23’32”もある長いラブストーリーです。
「君は今どこにいますか」そんな言葉から始まり 切なく哀しい愛の物語が語られます。
あまりにも美しく そして悲しすぎます。
こらえ切れず泣きながら熱唱してくれる五郎さんの歌に
聴いている私たちまでが 涙でぐちゃぐちゃになります。
この歌の風景や二人の姿まで見えてくるのです。
いつしか物語の主人公になって その中に立っている自分を見つけます。
そして「君なしでは・・君なしでは・・・」と 失った愛するひとを求めて 心で叫び続けます。
もう ひざまづいてざあざあと泣かずにはいられません。
当時の五郎さんにとっても あまりにも大人の世界で大きな挑戦だったと思います。
けれど 五郎さんだからこそ表現できた愛の世界だと 私は思うのです。
私はまだ小学生でした。あまりにも大人の世界でした。まだ恋も憧れの域から超えたことはありませんでした。
けれどこのレコードを聴いたとき 私もきっと人を愛し 悲しくて苦しくて泣いたのです。
なんて愛するって 哀しいのだろう 、って思いました。
美しい愛は壊れるものだと 子ども心に思いました。そして こわれる愛にあこがれさえ感じました。
この曲を聴いてから 寝ても覚めても五郎さんのことしか考えられなくなりました。
五郎さんが 本当に深く人を愛せるすばらしい人であることを この作品は教えてくれたのです。
レコードは擦り切れるほどに何度も何度も聴きました。そして 泣きました。
五郎さんに夢中にさせてくれた一曲です。
この一曲があって それからずっと五郎さんのファンでいられたような気がします。
こんなすばらしい曲を作ってくださった山上路夫先生と東海林修先生には感謝せずにはいられません。
CDになってほしいと強く願う一曲です。
けいこ 2006/04/11 18:40
東海林先生、のりえさん、みなさま、こんにちは!
「愛の肖像」は23分もかかる長い曲で、美しい愛の物語。
私はこの曲を聴いた時に五郎さんから離れられなくなって
しまったのです。
歌を聴いて、こんなに感動したのは初めてでした。
もう、涙なしには聴けません。
五郎さんは、主人公になりきって歌っているのがわかります。
レコードでしか知らないのが残念です。
前奏は、先生のピアノがアルペジオを悲しげに奏でます。
とてもシンプルな前奏で、それがかえって印象的です。
「君は 今どこにいますか?」というモノローグで静かに
物語は始まり、モノローグ〜歌〜モノローグ〜歌〜と
いう構成で、ふたりの出会いから別れまでを描いていきます。
全体的に短調で悲しいとか寂しいとかいう雰囲気ですが、
楽しかったときを思い出す場面で、一時的に長調の
明るい雰囲気に変わります(これがグッド・タイミング)。
そのあとすぐに別れの場面で、とても迫力ある音楽で、
もう打ちのめされた感じです。
当時は子供だった私でも、自分が失恋したような
気持ちになりました。
そして、哀しい恋にも憧れました。
メロディーの構成はシンプルですね。だけど感動的!
これに、先生の愛情のこもったすばらしいアレンジが
加わって、それを五郎さんが力いっぱい歌ってくれて
私たちは衝撃をうけました。
五郎さんの感性や表現力、素晴らしいですね。
当時、18歳とは思えないほどです。
少女のころは自分では気付かなかったけれど、
五郎さんファンというだけでなく、知らず知らずのうちに
東海林先生ファンであったのですね。
30年以上も聴き続けているのに、あきることがないのです。
詩、曲、歌とも最高で、まさに名曲です!
036 2006/04/13 21:45
少年少女のかきこみにびっくり
よかったね〜〜にこにこ
みんな若くて輝いてるね,あの頃のままに。
...........
「愛の肖像」は分厚い歌詞原稿が届いて,忽ちできたのは
よく覚えてるよ。構想が決まってたから。
56は一度も歌詞間違えなくて,おりこーな少年だった。
かなりの時間が経ったけど何か思い出したら書きましょうね。
みなさん,おうえんありがと。
Poo 2006/04/13 22:52
先生のお心のこもった書き込みに再び登場してしまいました!!
>少年少女のかきこみにびっくり
よかったね〜〜にこにこ
みんな若くて輝いてるね,あの頃のままに
そうなんです〜〜
すっかり容姿はおばさんになってしまいましたが(笑っっ)
こころはあの頃と同じ少女のままです。
「愛の肖像」をはじめて聴いたのはハイヌーンショーでした。
当時中学生だった私は、テレビにかぶりつき(親にたのみこんで○○お休みして)感動したのを思い出します。
録音したテープを毎日・・毎日聴きつづけました。
そのテープも今は手元になく、レコードプレーヤーを処分してしまったため 聴くことができません。
是非・・CD復刻していただきたい一曲です!!
甘夏 2006/04/14 13:13
素敵な掲示板のおかげで、ここのところワクワクの毎日です。
先生のご参加でますます華やぎましたね。
おかげさまでちょっとした裏話なんかも聞かせていただき、嬉しい限りです。
>おりこーな少年
まぶたに浮かんできました。ほほえましいエピソード、ありがとうございます。
話題の「愛の肖像」はアルバムが行方不明で困っていたのですが
昨年中古で手に入れることができ、20年ぶりに聴きました。
忘れないものですね、台詞まで瞬く間に甦ってきました。
そのアルバムを今高校生の息子が聴いています。
036 2006/04/17 08:46
以下山上路夫氏からのメールこぴーです。
30年も経ったので混同してる部分があります。4649
............
東海林 修 様
サイト有難うございました。
「歌ある限り」はどんな歌だったかよく覚えていません。
申し訳ありません。
三回住居を越してLPがまだダンボールにはいったままで
確かあのライヴのレコードもあったと思います。
レコード聴く装置がないのですぐ聴けませんが
機会ができたら聞きなおします。
中野のサンプラザで五郎が熱唱して泣き一緒に観客の女の子が
泣き大変だったことはよく覚えています。
少し長すぎて、東海林さんにご迷惑かけたなあと思ったことも
思い出します。確か30分になったと思います。
ご苦労をかけてすみませんでした。
また何かよいほうに話ができたらいいですね。
その時はぜひ書かしてください。
山上路夫
けいこ 2006/04/17 09:50
せんせい、書き込みありがとうございます!
とってもとっても嬉しいです。
山上路夫先生からのメールこぴーなんて見ることができる
私たちはシアワセです。
> 中野のサンプラザで五郎が熱唱して泣き一緒に観客の女の子が
> 泣き大変だったことはよく覚えています。
山上先生もよく覚えていて下さって感激です。
すばらしい曲で、涙なしには聴けませんよね。
レコードでしか知りませんので、タイムマシーンでこの
コンサートを観に行きたいです!
> 少し長すぎて、東海林さんにご迷惑かけたなあと思ったことも
> 思い出します。確か30分になったと思います。
> ご苦労をかけてすみませんでした。
つくり手の先生方はご苦労されたと思います。
おかげさまで私たちは「感動」を経験できました。
「愛の肖像」は長い曲ですが、聴き手の私たちには
ちっとも長くは感じません。
むしろ、すぐに終わってしまうような気がします。
名曲とはそういうものですね。
> また何かよいほうに話ができたらいいですね。
> その時はぜひ書かしてください。
お〜〜〜、どうか新しい五郎さんの曲をお願いします。
まだ、フワフワと夢をみている気分です。
036せんせいに感謝です!
コナツ 2006/04/17 12:28
先生 のりえさん そしてみなさま こんにちは
今、外出先から戻って東海林先生の嬉しい書き込みで、山上先生のお言葉拝見しました。とても感激しています!!
>機会ができたら聞きなおします。
>中野のサンプラザで五郎が熱唱して泣き一緒に観客の女の子が
>泣き大変だったことはよく覚えています。
本当に多くの歌手の方に携わられた先生が、憶えて下さってるなんて、
まるで自分のことのように嬉しいです。
あの頃、東海林先生とご一緒に、五郎さん独特の歌の世界にご尽力いただいた山上先生、ありがとうございました。
東海林先生、山上先生のメールコピーお見せくださって
本当にありがとうございます。
どうか、またお二人で今の五郎さんに素敵な曲を、お書きいただきたいと願うばかりです。
はつよ 2006/04/17 18:02
のりえさん、サイトのお誕生日おめでとうございます!
036先生、みなさま、こちらではお久しぶりです
このごろひきこもっておりまして
お祝いに伺いましたらいろいろリニューアルされていて
おまけに素晴らしい先生からのお祝いのプレゼントがあって
のりえさんとみなさんが喜んでいらして
この掲示板はなんて幸せな場所なんでしょう!!!
(おまけにエラーなく書き込める!)←はず
ありがとうございます!
東海林修先生と山上路夫先生の、
まさに栄光のJ-POPを築いてくださった偉大なご功績の中に
野口五郎さんというビッグ・アイドルのすばらしい歌唱力と個性があって
それを生れて十年かそこら(多少の誤差は気にしない!)の私達に
一生の宝物として届けてくださったなんて
そして、インターネットでこうして感動や喜びを分け合えるなんて
本当に幸せですね!!!!!
ありがとうございます。
036先生の、ファンへの分け隔てない温かいご理解と
この場を作ってくださったのりえさんの努力
それからお仲間の皆様に心から感謝いたします。
大スター、野口五郎の原点は、絶対、「愛の肖像」だと思います!!!
そして、山上路夫先生の「愛」「心」「いのち」という
世の中で大事なことばを、東海林修先生のメロディで
五郎さんから教えて頂いて…本当に幸せでしたね。
考えてみたら、このゴールデンコンビの作品は
「愛の肖像」と「歌がある限り」二つだけなんですね?
今調べてびっくり!
たくさんのことを、この2作品で、教えていただいたんですね。
内容の濃い、宝物でした。
両先生、ありがとうございます!心から…。
JUNKO 2006/04/17 19:14
のりえさん
開設4周年おめでとうございます。
いつも、のりえさんの頑張りには敬服いたしております。
この度は東海林先生からの嬉しい書き込みもあり
本当に記念すべき日になりましたね。
先生、貴重な貴重なメール披露をありがとうございました。
「愛の肖像」に度肝を抜かれ、感動に震えた事が
まるで昨日の出来事のように思い出されます。
又、先生のお姿を初めて生で拝見したのは
「ひとりぼっちの栄光」の時でした。
暴走族を題材とした曲なのに、殺伐とせず素晴らしい楽曲で
颯爽とピアノを弾かれる姿はとてもカッコよかったです。
先生が作り出す音楽には 神聖さ 厳かさ 神秘さがあり
いつまでも聞く人の心を捉えるのですね。
何年もの時を越えても
こうして、東海林先生の暖かな音楽に寄り添って
日々を過ごせることに感謝しています。
のりえさん、このような素敵な場を作ってくださって
ありがとうございます。
036 2006/04/25 08:20
山上さんがレコードプレーヤーお持ちでないという事への
みなさんのご好意でCDにして送ってあげました
その返礼です。
........................
Subject: 感謝のメールです
東海林 修 様
CD有難うございました。
素晴らしい音に再生され,綺麗に作られていて、ジャケットまで作っていただき 感謝いたします。本当に有難うございました
また,みなさんのご好意があったとのこと、暖かいお手紙もいただきました。有難うございました。
皆さん方には直接手紙やメールを出しませんので、どうかよろしく仰言ってくださるようにお願いいたします。
良いファンを持って東海林さんは幸せだなあ。
70年代の五郎くんのコンサートをいま聴くとその熱気に感動しました。
東海林さんが作った音楽が素晴らしいのと、五郎の歌がまた素晴らしい。
あんなに良かったかと感心しました。
女性歌手もそうですが、歌い手さんは、いろいろな時期に
それこそ悪魔的なほどの美しさに輝くことがあります。
70年代の五郎くんもそうだったのでしょう。
そのあとの五郎くんはどうだったか知りませんが、
サンプラザあたりの野口五郎は
僕が思っていたよりもっと素晴らしい歌手だったことが、
いただいたCDを聴くと分かりました。
僕などより、熱狂していた少女たちのほうがよく知っていたのでしょう。
天候不順ですが暖かくなってきました、ご活躍祈ってます。
お礼の言葉、メールですみません。
4月22日06 山上路夫
コナツ 2006/04/25
15:08
先生、山上路夫先生からのメールご紹介くださってありがとうございます。
先日に続いてまたまた感激と、感謝の気持ちで胸が熱くなりました。
>いろいろな時期にそれこそ悪魔的なほどの美しさに輝くことが
>あります。70年代の五郎くんもそうだったのでしょう
あの頃の五郎さんは、まさに「時分の花」だったのでしょうね。
両先生が居てくださって、五郎さんもより大きな花を咲かせることが
出来たのですね。
幸運なお三人のめぐり会いにも、感謝したい気持ちで一杯です!
>野口五郎は僕が思っていたよりもっと素晴らしい歌手だったことが、
>いただいたCDを聴くと分かりました。
山上先生もお褒め下さってますね〜。うれしいですね。
その五郎さんの素晴らしい歌唱力と魅力的な声を最大限に生かせる歌を、
お創りくだり、そして一際輝かせてくださった、
東海林先生、山上先生“こころからありがとうございました。”
お陰様で、私たちは30年経った今でも、「愛の肖像」を
「歌がある限り」を聴くたびに
一瞬にしてあの頃へ、想いを馳せることが出来るのですから・・・・
出来ることなら、新たなる「愛」と「こころ」と「いのち」の歌を
いまいちど お聴かせいただきたいと思います。
本当にありがとうございました。
「僕は代役」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1975年 7月16,17日 GORO ON STAGE ひとりぼっちの栄光 初演
この作品は1975年NHKホールでのコンサートで歌われた作品です。
ユーモアにあふれ とても楽しい歌で 五郎さんの曲の途中のトークも冴えて
「今日は僕は野口五郎の代役でして。」と 予想外のことを言われ
楽しいおしゃべりが織り込まれています。
そしてダンスまでご披露してくださっているようです。
うーっ 五郎さんのダンスも見たかった〜〜〜っ。
しかしながら この作品 楽しいだけではありません。
今聴いてみると なんと素晴らしい曲!
このリズム このかっこよさ 今聴いてもとっても新鮮!!
おしゃべりも 軽やかなすてきなリズムで歌の一部。
そして
♪僕は 代役 晴れの舞台さ〜 あ〜〜っ♪
ここの部分の迫力には もうしびれまくりです。
本当にいい声〜〜〜っ!!
野口五郎という歌手のイメージが固まりかけていたころに
こんなに明るくユーモアにあふれスケールの大きな歌を歌ったことは
とっても意味があったと思います。
野口五郎のステージって楽しい&かっこいい!
私たちを夢中にさせた素晴らしいステージ。
やっぱりこうして聴いてみると
五郎さんと東海林先生の作品は奥が深い!
阿吽の呼吸ですごく楽しめます。
東海林先生のアレンジもかっこいいなぁ!
本当に何年経っても色あせない。
新鮮でかっこいい!!
♪初めてチャンスが転がりこんだ♪
うれしいことがあるとつい口ずさんでしまいます。
もう一度みんなにレコードを出して聴いていただきたい一曲。
聴いているだけでラッキーなことが起こりそうなゴキゲンな一曲です。
(07.01.14)
「ひとりぼっちの栄光」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1975年 7月16,17日 GORO ON STAGE ひとりぼっちの栄光 初演
この作品は1975年NHKホールでのコンサートで歌われた作品で。
25分もある 長い物語。
青春、反抗、恋、罪、悲しみ、命、そして死。
大きなテーマのもとに いろんなことを深く考えさせられる衝撃作です。
抑えてもほとばしる若さゆえの熱情、あとさきを考えない愚かさや
人を愛する切なさ、
あまりにもちっぽけな自分を
自分が主人公になった気持ちで感じ
聴きながら自分の存在を考え、そして問うのです。
五郎さんもそうですが 私たちはどちらかというと優等生で生きていました。
たぶん五郎さんをはじめ 私たちは間違いなく「おりこうさん」だったと思います。
それが息苦しいこともありましたが 自分で封じ込めていたのだと思います。
爆発させるすべも知りませんでした。
そんな私たちが初めて疑似体験できた 青春の暴走です。
反抗することもせず 生きてきた自分にはギャップがあり
あまりに重いテーマでした。
けれど この時期にこの歌を聴いたことは 私の人生にとって大きかったのです。
おかげで 私たちは 道をそれることなく
自分の命を大切にできる自分になれたのではと 今になって思います。
イントロから もう別の世界。
私が私でなくなる瞬間です。
いつのまにか自分は この物語の主人公になっています。
25分の間に 色んな感情が自分に襲ってきます。
今まで 感じたことのない激しい思いであったり、
そして言葉にならない哀しさです。
そして 最後にたどり着くのは 自分自身の存在というものを生み出した母への愛です。
この歌を聴くと 最後は 母を想います。
若い五郎さんにしか表現できない
深いテーマ。
五郎さんのカッコよさも 最高の時代でした。
今 しみじみといい作品だと想うのです。
これほどまでに人の心に問える作品があるでしょうか。
素晴らしい作品を作ってくださった 麻生先生と東海林先生に
今あらためて心から感謝。
この作品は五郎さんにとって 素晴らしい青春の記念碑とも言える作品です。
(11.04.21)
1975年10月21日 シングルレコード発売
1975年11月15日 ゴローインサンプラザ〜美しい愛のかけら〜
1976年2月22日 ラジオ「平凡アワー」
五郎さんのお兄さんの3曲目のシングル作品が この「美しい愛のかけら」です。
さすがにお兄さんだけあって 五郎さんの良さを前面に出した曲になっています。
音域も広く 五郎さんの高音の魅力にもしびれてしまいます。
とてもスケールの大きな作品で 当時からとても好きだったのですが
改めて聴いてみると あまりにも情熱的で あまりにもカッコイイ歌であることに驚きます。
五郎さんの力強い歌声が 胸に迫ってきます。
こんなに情熱的に歌ってくれる五郎さんは本当に素敵です。
東海林修先生のアレンジがとても聴きごたえがあり とても豊かで 迫力があります。
そして 一度聴いたら忘れられなくなるような印象的な深いアレンジで 圧倒されます。すごいです!
ギターとベース、ストリングスとブラス そして力強いドラムスが 熱い想いを一段とかきたてます。
狂おしいくらいに 愛する想いがあふれだして止まらないといった感じです。
これだけのアレンジに負けない歌唱ができる五郎さんは 本当に素晴らしい歌手です。
聴き終わったあとは 燃えつきたような気分にさえなります。あまりに情熱的でたまりません。
そしてもう一つ想うのは この歌のタイトルがとても素敵だということです。
歌詞の中には まったく「美しい愛のかけら」という言葉はないのですが
このタイトルがあまりにもピッタリで素敵なのです。
『あなたとこのまま死にたいよ今は かなわない愛なら』
女性ならば 一度はこんな風に愛されてみたいとあこがれるのではと思います。
何度聴いても 胸に迫る 迫力の一曲。
K君へ - 2003/09/06(Sat) 11:59
野口五郎のファンになって初めて買ったシングル。
それが、先生編曲の「美しい愛のかけら」でした。
先日28年振りにカラオケ屋さんで歌いました。
全く古臭さを感じさせないダイナミックなアレンジ☆
特に大サビからエンディングにかけての盛り上げは
名状しがたい素晴らしさです。
多くのことを思い出し、色んな想いが甦りました。
先生、お誕生日おめでとうございます。
今も現役バリバリなのが、何よりうれしいです。
これからも数多くの名曲を世に送り出してください。
1975年11月15日 ゴローインサンプラザ〜美しい愛のかけら〜初演
1976年2月7日〜3月14日 明治チョコレートコンサート
1976年4月29日 GORO ON STAGE 故郷に帰るU
1976年5月21日発売 アルバム「野口五郎5年の歩み」
この歌は 初めてGOROさんのコンサートに行ったときのオープニングで 初めて聴きました。
そのときの衝撃はいまだに忘れられません。
感動が身体全体を駆け抜けて 動けませんでした。
こんな素晴らしい曲について 語ろうとする時 とても言葉が見つかりません。
残念ですが 私にこの曲の素晴らしさを表現する力がないのです。
何日も考えていましたが とにかく聴いてみてほしい!この音楽を聴けばわかる!
もう何も語る必要もないような気がします。あまりにも感動的です。
とにかくみんなに聴いてほしいのです。
けれど 今聴けなければどうにもなりません。
こんな素晴らしい曲は 何が何でもCDに復刻していただきたい。
私はいつまでも叫び続けたい気持ちです。
この胸が感動でぶるぶると震えます。本当に動けなくなります。
テーマも 歌詞も 曲も アレンジも 歌声も
宇宙を感じ 心から生きていることがうれしいと思える あまりにも素晴らしい作品。
本当にこんな素晴らしい曲に出会えたことを 幸せに思わずにいられません。
野口五郎さんのファンになって良かった、そう思える一曲です。
こんな素晴らしい曲を作っていただいた麻生香太郎先生と東海林修先生には感謝の気持ちでいっぱい。
シンセサイザーをこの時初めて知りました。
もう瞬間的に 果てしない宇宙へと心は解き放されます。
今も五郎さんが 大切にステージでも歌ってくださる果てしなく大きな世界。
この歌を歌ってくださった五郎さんの6月のコンサートでは 涙、涙でした。
生きる喜びが 前に進む勇気が 身体いっぱいにあふれてきます。
この曲が野口五郎さんの代表作だと私は叫びたい。
強く強く復刻を希望する 大好きな大好きな一曲です。
(05.08.07)
036 - 2003/05/21(Wed) 16:58 No.369
56に初めて書いた曲。
僕は56をクイーンのようなロックスターに
仕上げたかったんだけど
まわりは歌謡路線を選んだ。
中間のギターソロも弾かせたんだよ。ほんにんに〜
あんときゃ56メロメロによろこんだな〜〜〜〜(懐かし)
K君へ - 2003/05/21(Wed) 17:59 No.370
先生のその言葉は重みがあります。
僕もせめて「Good Luck」以後は、
歌謡路線を転換し、常にバンドスタイルで
ギターを放さないGOROをみたかったなぁ。
本人もさぞ無念だったと思います。
036 投稿日:2003/05/21(Wed) 22:05 No.374
あのとき始めてシンセをスタジオに持ち込んで
56の目の苗で「箱舟の帰還」シンセ・パートを一発録音した。
そしたら,56はとろけて私に倒れかかったンよ。
そう,フレディーM.にしたかった。
もう.音楽だけでは満足出来なかったから
56に化粧と派手な衣装とギンギンの轟音が欲しかった。
しかし,結果は「箱舟の帰還」おくら入り。
残念にもずっと後のアルバムのおまけになった。
でも
皆が忘れないで覚えてくれていて,
うれっし@036
ちなみ - 2003/05/21(Wed) 23:04 No.376
先生!!!
どんなにオクラに入っていても
どんなにおまけでも
私達は一度聞いたら絶対忘れません。
しつこく!しぶとく!応援していきます。
でも、ギンギンの56さん、見てみたかったです。
絶対かっこよかったと思う。
のりえ - 2003/05/21(Wed) 23:22 No.377
先生 ありがとうございます!!
>そしたら,56はとろけて私に倒れかかったンよ。
わぁ〜〜 でもGOROさんが倒れかかるお気持ち
すごくよくわかります〜〜〜っ!
>しかし,結果は「箱舟の帰還」おくら入り。
そんな、信じられません。
GOROさんは今もこの歌を大切に歌っていらっしゃいます。
そして私たちファンも もうとっても大事にしている一曲です!!
先生ありがとうございます!!
感謝の気持ちでいっぱいです。
1975年6月 第2回広島平和音楽祭 初演
1976年5月21日発売 アルバム「野口五郎5年の歩み」
五郎さんのアルバム「5年の歩み」は
5年間の五郎さんの歌手生活の集大成であり
ファンにとっても大変にうれしいものでしたが
当時の私たちにとってはとてもとても高価なもので
お小遣いをかき集めてやっとの思いで買ったという記憶があります。
おまけという形で添付された33回転のレコード盤に入った
「箱舟の帰還」「新しい夜明け」
実はこれが大変なお宝で
もし私がこのレコードを持っていなかったら
どんなにお金を出しても買いたいと必死で探すでしょう。
しみじみと このアルバムを買っていた自分を褒めてやりたい気分になります。
「新しい夜明け」は第2回広島音楽祭の参加曲で
私はこのレコードで初めてこの歌を聴きました。
胸に沁みる温かいナレーション、五郎さんの温かい声と言葉に癒されます
闇の中にも一筋の光を感じ
心にも新しい夜明けを感じることができました。
「生きよう」と感じさせていただける力強い歌声
聴く人を励まし勇気づける素晴らしい作品
つらい時や苦しい時 この歌にどんなに励まされたかわかりません
いつかまた平和を叫ぶ広島で もう一度歌ってほしい。
強いメッセージのある曲は いつも聴く人の胸を熱くします。
CD化を強く強く希望します。
(08.08.08)
「僕は道化師」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年3月20〜23日 日劇リサイタル〜女友達
この作品は'76の日劇リサイタルで歌われた「三つのオムニバス」の中の一曲です。
とても素晴らしい作品ですが なんと悲しいことに レコードにもカセットにもなっていません。
この作品は当時「ハロー・ゴロー・ラブ・ラブ・ラブ」という五郎さんのラジオ番組で流していただけたのを
私はテープに録音していたので こうして語ることができますが
ファンの中では この作品を知らないという方も きっとたくさんいらっしゃるのではと想います。
こんな素晴らしい作品がどうしてレコードにもカセットにもならなかったのか・・・
私は不思議でたまらないのです。
GOROさんは 20歳を迎えられたばかりでした。夢にあふれ 希望にあふれた春です。
三つのオムニバス「僕は道化師」「音楽祭」「四回戦ボーイ」
どれも夢に向かう途中の青年の熱い想いであふれています。
笑いの陰には涙が、華やかさの陰には孤独が、栄光の裏には挫折が・・・・
生きるということはつらいこともたくさんあるけれど
でもいつも夢を見失うことなく頑張ろう!
「いっしょにがんばろうね」、って勇気をいっぱいもらえた気がします。
「明日のスターを夢にみて 踊り続ける毎日
だけど真っ赤な鼻が似合いの そうさ 僕はピエロ・・・」
顔で笑っていても 心が涙をこぼしている時があります。
生きていればいろんな試練もありますが 越える勇気をいただける作品です。
そしてこの歌が五郎さんと重なって胸がいっぱいになっていた私でした。
五郎さんの温かい歌声と 胸を熱くする香太郎先生の歌詞
言葉が深く心に届く東海林修先生の素晴らしい曲とアレンジ・・・・
CD化をのぞまずにはいられまらん。
「不幸な人たちに笑いをあげよう
泣いてる少女に驚きあげよう
なんにも出来ないが逆立ちしながら 悲しみ 苦しみ 引き受けよう」
いつも素晴らしい歌に支えていただけたことに 今 心から感謝のきもちでいっぱいです。
優しい気持ちがあふれてきます。
(以下2016.07.11追記)
五郎さんが長く
第一線で歌い続けてくださっておかけで
たくさんのアルバムが復刻されています。
この27日には 実況録音場が5タイトルも復刻されます。
これほどの喜びはございません。
本当に楽しみです。
過去の青春だけではなく
今の私たちも 輝きます。
「間違いがなかった」と
確信できる今があることこそ 幸せなのです。
そして今日は そのとこで 申し上げておきたいことがございます。
当時 コンサートやリサイタルで
そのステージ用に素晴らしいオリジナル作品が
たくさん生まれていました。
素晴らしい作品が たくさんあるにかかわらず
レコードにも カセットにもならなかった、という
悲しい現実があるのです。
特に 残念でならない 音源化されなかった作品を少し上げますと
1975年3月21,22,23,24日浅草国際劇場で歌われました
「船出」
1976年3月20,21,22,23日日劇リサイタルで歌われました
オリジナルオムニバス
「僕は道化師」
「四回戦ボーイ」
です。
オリジナルオムニバスの中の一曲「音楽祭」は
故郷に帰る2 で復刻されていますが
こーーーんな素晴らしい作品が
音源化されていないなんて
残念でなりません。
なので今日はオムニバスの中の
音源化されていない「僕は道化師」をもう一度書きます。
このオリジナルオムニバスは
1976.5.1ニッポン放送、
「特別番組日劇リサイタル」という番組で
放送になりました。
その他にも 「ハローゴローラブラブラブ」という番組でも
聴かせていただけました。
私は 「ハローゴロー」のラジオを録音していまして
なんて感動的な世界だろうと
いつも口ずさみ 忘れたことはありませんでした。
苦しい時 辛い時、さみしい時、
頑張っても報われない時、悔しい時、孤独な時、
私の唇には この歌がありました。
どんなに勇気づけられたかわかりませんが
きっと私だけではないはずです。
五郎さんは20歳でした。
15歳でデビューされ、5年のキャリアも積まれ
ヒット曲もたくさん出されていましたし
本当に誰もが知っている人気歌手に育っていらっしゃいましたが
音楽祭の賞にはなぜか恵まれませんでした。
自分のためにがんばってくれるスタッフ
自分のために素晴らしい楽曲を作ってくださる先生方
自分を応援してくれるファン
自分を支えてくれる家族。
どれだけ
五郎さんは
恩返しをしたい、
喜んでもらいたいと願ったことでしょう。
このオムニバスでは
そういうつらさを乗り越えて
歌い続けるんだという
強い想いが感じられるものです。
僕は道化師の
歌詞もとても素晴らしいと思います。
こういう歌こそ
ずっと残って欲しいと思うのです。
「不幸に人たちに笑いをあげよう
泣いてる少女に 驚きあげよう
なんにもできないが 逆立ちしながら
悲しみ苦しみ引き受けよう」
この言葉を
五郎さんは実践してこられました。
孤独でありながら
懸命に歌を歌い続けてこられたのだと思ってます。
そういう五郎さんの生き方を知っているからこそ
五郎ファンは五郎さんのそばから離れませんし
ずっと今も応援し続けているのだと思います。
世に出ている曲がすべてではありません。
そのことを今日は
いま一度 話しておきたいと思いました。
「四回戦ボーイ」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年3月20〜23日 日劇リサイタル〜女友達
この作品も'76の日劇リサイタルで歌われた「三つのオムニバス」の中の一曲です。
「僕は道化師」「四回戦ボーイ」「音楽祭」と続きます。
音源化されていないのが どうしようもなく残念です。
つらい時、頑張れない時、くじけそうな時、苦しくて逃げたい時、
私はいつもこの三つのオムニバスを聴きました。
孤独な時、わが身の運の悪さを嘆く時、頑張っても報われない時。
人生は努力に比例して 幸運があるものでないと
生きていると 人生の不条理に打ちのめされそうな時がありますが
このオムニバスを聴くと どんな時も立ち上がることができました。
特に若い時は 試されることばかり
苦しさに胸をかきむしり 叫びたい時もありました。
そんな時は 四回戦ボーイで 自分に頑張れ、と 気合いを入れ直しました。
おおかたの野口五郎のイメージからはまったく違う
たぶん みんながイメージし難い世界。
闘志をむき出しにして
自分に言い聞かせる。
「顔の形も変わるほど 殴られ続けたスパーリング
ろくに食事もできぬまま 減量減量の毎日
今に見てろ チャンピオンベルトとってみせるぞ このこぶしで」
このハングリー精神に励まされ、
前に進む力を貰いました。
五郎さんの歌声も力強く
東海林先生のアレンジは超パワフルで
ブラスアレンジなど すごい迫力です。
すごくかっこいいのです。
日劇の会場に響き渡る五郎さんの声
豊かでとてもとてもいい声です。
ラジオで聴けたこと 本当に幸せだと思っていますが
この3つのオムニバスが埋もれてしまうには
あまりにも あまりにも もったいなさすぎます。
「音楽祭」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年3月20〜23日 日劇リサイタル〜女友達
1976年4月29日 GORO ON STAGE 故郷に帰るU
この作品は'76の日劇リサイタルで歌われた「三つのオムニバス」の中の一曲です。
懸命に歌い続けてきた 歌手・野口五郎の歴史
そして歌い続けていく熱い想いを感じられる名曲です。
12分もの歌の中に 五郎さんの歌に賭けた日々と想いがあふれています。
当時 五郎さんは誰よりも歌唱力があるアイドルと評されていましたが
なぜかなかなか賞をもらう事ができず 五郎さん本人もファンも とても悔しい思いをしていました。
この歌は 人間としての五郎さんの偽りない姿
正直で人間らしいありのままの五郎さんの姿
ただ歌うことに一生懸命に生きてきた五郎さんの人生そのものなのです。
私たちはこの歌を聴いたとき ただ涙を流し
五郎さんの生き方に共感し 感動しました。
音楽祭の そのステージの場面が目の前に見えるような素晴らしい音楽
東海林修先生なればこその作品。
華やかなステージの上で 走馬灯のように駆け巡る今日までの日々
すべてを乗り越えてこの華やかなステージに立っている自分
思いはデビュー当時の苦労や
支えになった母に対する熱い想いまでこみ上げて
涙をこらえる事ができません。
発表の瞬感を迎えるまでのドキドキ感、心の動き
高鳴る胸の鼓動、そしてファンファーレ
一瞬にして崩れ落ちる歓喜のイメージ
いつしか自分が五郎さん自身へと重なっています。
1974年 音楽祭の夜 武道館から自宅までの道のりを 五郎さんは歩いて帰られたそうです。
この歌 そのものなのです。
1975年賞をいただけたとき 五郎さんの口から出た言葉は
「やっともらえた」
それほどまでに ただ歌うことだけに青春を燃やし
人生を賭けて走ってこられた五郎さんの熱い想いに
私たちファンも感動しました。
この「音楽祭」という歌は 五郎さんの人生そのもののような気がします。
すべてを乗り越えて
五郎さんはこう歌ってくださっています。
『自分の道をまっすぐ行こう
心の歌を歌い続けよう
僕の歌声愛してくれる
あなたのために あなたのために
あなたのために・・・・』
穏かな余韻を残すエンディングは
まるで神々しい美しい光を浴びているようなしあわせな感覚
「五郎さんの歌があってよかった」と満たされてよろこびにあふれる瞬間です。
三つのオムニバスの中で唯一音源化されている作品。
生きる勇気をいっぱいもらえた素晴らしい作品です。
物事は結果を出すために動いているのではありません。
五郎さんは ただひたむきに 歌い続けてくださいました。
賞など取れなくても 私たちはとてもとても幸せでした。
五郎さん自身も 自分自身のために
そして私たちファンのために 懸命に歌い続けてくださいました。
ともに輝いた時代、
青春のひとコマ。
涙も笑顔もとても愛しい気がします。
幸せな時代だと心から思います。
五郎さんと東海林先生の作品は この心に生きる勇気を与えていただける作品です。
心から復刻を祈っています。
(07.02.07)
「紀元0年」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年7月21日発売 アルバム「GORO IN LOSANGELES U・S・A 北回帰線」
素晴らしいアルバムのオープニングにふさわしいこの「紀元0年」は
新しい世界に向かって一歩を踏み出す時の 固い決意と揺るぎない意志が込められた
この胸に前に進む勇気を与えてくれる力強い作品です。
この曲は コンサートでも歌われたことがなく
このアルバムでしか聴けなかったと想いますが
それだけにこの「紀元0年」は アルバム「北回帰線」の象徴するような
この曲なくして アルバム「北回帰線」は語れないと思えるほどの
このアルバムに賭けた 歌手・野口五郎さんの大きな夢と 青春と熱い想いを感じる
スケールの大きな メッセージを受け取れる素晴らしい一曲です。
当時 人気絶頂で アイドルと言われた五郎さんが
2週間もの間 日本を離れ ロスでレコーディングをするということは
当時のアイドル歌手には 怖くて出来なかったと想います。
決してできない冒険であり挑戦だったはずです。
このアルバムには五郎さんや東海林先生、そしてスタッフ全ての人が
新しい世界を切り開いていくんだという強い意志と情熱、
熱い魂を感じられる作品です。
この一曲目の「紀元0年」からとても衝撃的だったことを覚えています。
麻生先生のこの詩がまたとても素晴らしい。
何度も読んで味わいたい詩でした。
そして東海林先生の大きな曲とアレンジ
歌謡曲しか聴いてこなかった私には あまりの大きさに
圧倒されて動けなくなるような感動がありました。
できるものならばステージでも聴きたかったと想います。
きっと鳥肌が立ちっぱなしで感動で固まってしまいそうです。
「少年は予感してる 少年の言葉ひとつひとつが 広い大地の上に記されることを」
もうここのスケールの大きさ
新しい世界を予感させられる奮い立つ感覚はたまりません。
まだまだ私たちも夢の途中。
「紀元0年」を聴いて前に進みたいと想います。
「薔薇」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年7月21日発売 アルバム「GORO IN LOSANGELES U・S・A 北回帰線」
お洒落で弾むようなピアノのイントロから始まり
ギターやブラス、そしてストリングスがパワフルに重なり
心躍る 洗練されたサウンド。
これぞ東海林修先生の音楽!
やっぱり東海林先生ってすごいな〜っ!
すごくそのことを感じる作品。
とにかくカッコよくて 身体が自然とスイング!
自慢したくなる作品の一つです。
恋をするときめき
人を愛する喜びがあふれています。
愛があふれ出すような感覚。
♪胸から血を流さない愛なんてないんだ♪と歌う「薔薇」
胸から血を流しても やっぱり人を愛せることってうれしい!!
五郎さんも喜びいっぱい 伸びやかに歌われています。
それまでの野口五郎という歌手のイメージを変えるような
パワフルでゴキゲンな一曲。
聴けば聴くほどおしゃれでパワフルでカッコイイです!!
1976年7月21日発売 アルバム「GORO IN LOSANGELES U・S・A 北回帰線」
若い日々は いつも心が焦がれるように熱く
身体がいつも熱で火照っているような感覚さえありました。
のどの渇きや心の渇き
この胸の熱さを満たすものが
愛であり 夢であり
傷つくことも恐れない若さと情熱がすべてでした。
「航海日誌」そんな心をすべて表現し尽くしてくれているような作品。
孤独でも 強く進む若さとパワーが
この歌には秘められています。
切れの良いサウンド。
クール&ドライ!
だからこそハートの熱さを何よりも感じる。
東海林先生の クリアでかっこいい大人のサウンド。
ドラムもベースもギターも
ブラスも ストリングスも
それぞれに輝いて 音の粒立ちにしびれるアレンジ。
五郎さんの若さをぶつけられた歌声がより若く 熱さを感じる一曲です。
「ボトル・レタア」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年7月21日発売 アルバム「GORO IN LOSANGELES U・S・A 北回帰線」
1976年10月24日〜1121日 秋の五大都市コンサート〜針葉樹〜
1980年7月18〜9月14日 HOT ICE '80
この歌を聴いていると広い広い海が果てしなく広がります。
音が温かく とても心地よくて 包まれるという感じです。
ボトルに入った手紙が 海に浮かんでいるのが見えるようです。
でも 決して漂っているのではなく ただ流されているのではなく
ビンの中に詰められた思いが 意思をもって あなたの方向に向かっている、そんな感じなのです。
素晴らしい曲とアレンジは いつかこの思いが あなたに届くような希望を与えてくれます。
穏やかで優しい海の姿が広がり さびしさよりも愛する喜びの方が大きくなってきます。
小さなビンの中に詰められた想いが 海と同じくらい大きく感じられ 心も満ちていく感じです。
五郎さんの歌声も 少年のような素朴な味わいがあり、そしてとても伸びやかで とても新鮮です。
聴いているうちに想いがあふれ 大きな海や空や星をいっぱい感じられる作品。
イメージが自分の中で 大きく膨らみ、聴けば聴くほどに素敵な一曲です。
1976年7月21日発売 アルバム「GORO IN LOSANGELES U・S・A 北回帰線」
1976年7月20日〜8月11日 全国縦断コンサート
1976年9月放送 ラジオ「ホットヒット歌謡曲IN和歌山」
私にとって 実はこの「北回帰線」という歌は 好きでたまらない一曲です。
初めて聴いた時 感情があふれだしどうしようもなく泣けてしまいました。
心の深い深い扉を開く 素晴らしい作品です。
この歌を聴くと どうしてもあふれる想いを押さえることができません。
東海林修先生のライナーにもありますが 五郎さんの泣きながらの熱唱は 魂の叫びにも似てこの胸を打ちます。
「難破船の舵を取る はたちすぎた少年と少女よ」
この歌詞が とても心に残ります。味わうほどに深く この胸に響いてきます。
聴けば聴くほどに この歌の世界が胸にしみます。
純粋な自分がそこにいるのです。
大きな大きな海原の中に ぽつんと漂う難破船・・・
イントロを聴いただけで 広い広い海の上を漂う気持ちになります。
どうしようもなく胸が熱くなって どうしようもなく泣けてしまう作品。
できるならば・・・私たちはいつまでも 難破船の舵を取る少年と少女でいたいような気がします。
この歌を聴き あの日と同じように深く感動できる自分がいることがうれしい。
このアルバム「北回帰線」を聴く時 私たちは今もあの日の少女のままです。
好きで・・・好きでたまらない一曲です。
(04.01.28)
1976年4月29日 GORO ON STAGE 故郷に帰るU
1976年7月21日発売 アルバム「GORO IN LOSANGELES U・S・A 北回帰線」
恋に憧れ 夢みる頃に出逢った この「グット・ナイト」は
少女のときめきそのものです。
この歌を聴くとき
大好きな人にしっかりと受けとめられるような安心感と
愛される喜び
そして 静かで穏やかで 満たされた幸せな想いが胸いっぱいにあふれます。
ロマンチックに憧れる 私たちの心を しっかりと包んで離さなかった一曲。
聴くたびに甘い夢の世界に引き込まれるようです。
五郎さんの声は とても温かく
この胸でおやすみ・・・と すぐそばでささやいてくれているようです。
当時の熱狂的な私たちファンには 最後の「おやすみ」というひと言もたまらなくうれしかった。
間奏のストリングスも とてもとてもすてきで 夢見心地で、ただただとろけました。
すてきな歌をプレゼントしてくださった 麻生香太郎先生と東海林修先生に
感謝の気持ちでいっぱいです。
五郎さんは手の届かない遠い存在でしたが
五郎さんは歌で 私たちファン一人一人をしっかりと抱きしめてくれました。
誰にも邪魔されない 二人だけの甘い世界を感じさせてくれた大切な一曲。
この歌があってこそ 乙女の心は満たされ 淋しさも感じることなく
アイドル・野口五郎を 幸せな気持ちで応援できたことを 今 痛感します。
(04.08.07)
1976年5月29日 ハロー・ゴロー・ラブ・ラブ・ラブ
1976年7月20日〜8月11日 全国縦断コンサート
1976年7月21日発売 アルバム「GORO IN LOSANGELES U・S・A 北回帰線」
1976年9月放送 ラジオ「ホットヒット歌謡曲IN和歌山」
1976年10月24日〜1121日 秋の五大都市コンサート〜針葉樹〜
1976年12月24日 京王プラザホテルクリスマスディナーショー
1977年4月13日〜4月28日 日生劇場特別リサイタル
これほどまでに大きな愛を感じられる曲に出逢えたことに 感謝せずにはいられません。
深い深い詞の世界が こんなも大きく広がり心に響く歌は そうないと私は思います。
ただただ 感動します。胸がいっぱいになります。
とても温かく とても優しいのですが ただそれだけではありません。
強く深い愛がそこにはあって
どんな時もそばにいて守ってくれる、そんな強さを感じられる歌なのです。
純粋であればあるほど 残酷であったり ひたむきであればあるほど 人を縛り付け 自由を失います。
一生懸命に生きれば生きるほど 傷つけたくない人を傷つけて自分自身を責めることもたくさんあります。
もがきながら 人は生きているような気がします。
けれどどんなに苦しい時も どんなに悲しい時も
この歌は そんな自分を温かく包んで受け止めてくれます。
そしてそれだけではなく
ささやかなよろこびもしあわせも 受け止めていっしょに喜んでくれるような温かい歌です。
私はこの歌を聴くことで 人を許すことのできる自分へと変われたような気がしています。
愛に飢えてただ求めるだけの心は 人を許す事が出来ません。
この歌を聴いて 愛に満たされた時 心は穏やかで解き放されるのです。
愛する人と見つめられればこそ 飛び立つ鳥を優しい心で見送れて 再び帰ってくることを祈れるのですね。
愛する人と見つめられればこそ 野に咲く花もこんなに愛おしい・・・・。
愛されたい人に愛されたよろこびを感じさせてくれる・・・そんな歌のような気がします。
どうしようもなく海が見たい時があります。
大きな海を心に感じる時 この心はとてもとても穏やかです。
この「少女よ」は 大きな海 そのもののなのかもしれません。
聴いているとこの胸の中に 大きな海が広がってきます。
海は永遠を感じさせる場所。
自分の中にも大きな海があることをこの「少女よ」は気ずかさせてくれるのです。
「少女よ」は永遠の愛を感じることのできる歌です。
東海林修先生が五郎さんのために祈りを込めて作ってくださった名曲。
心に沁みる麻生香太郎先生の詩。
そして わたしたちを包むように温かいGOROさんの歌声。
どれも素晴らしいです。 ただただ愛にあふれていている 感動の一曲。
一生大切にしていきたい歌のひとつです。
036 投稿日:2003/05/13(Tue) 07:33
あの前奏2小節は世界に同じものはありません。
56にだけ書いたのです。
一流の歌手に育ってくれと云う祈りをこめたものです。
ステージでも特別な感慨で弾いたもので
いまでも,みなさんが理解し,感じていて下さって
うれっし@036
きらすら - 2003/05/13(Tue) 12:38 No.241
こんにちは。
昨夜、いきなり投稿したままで自己紹介もせず失礼しました。
のりえさんの知り合いでHN「きらすら」と申します。
GOROファンで、東海林先生の作品はGOROさんが歌唱されたものくらいしか知り
ません。
なのに、のこのこと出てきてしまってお恥ずかしいですが、のりえさんの頑張
りを応援したくて参上いたしました。
新参者ですが皆様、よろしくお願いいたします。
「少女よ」は私も大好きな曲です。
普通なら歌詞の歌い出しの部分から思いだすかと考えますが、なぜかイントロ
から入らないと歌詞まで辿り着けません。
これも先生の不思議なマジックかと思っています。
私の記憶が間違ってなければ、日生劇場で生で「少女よ」を聞いたと思いま
す。
今から思えばなんという幸せものだったのかと驚いてます。
耳で聞いて感じる音の世界を、こうして文字にするのは難しいですね。
皆さんの文章力に脱帽です。
プリン - 2003/05/13(Tue) 20:13
作曲・編曲をされた東海林先生自らのコメントがうかがえて、
感謝!感激!嬉しい〜〜っです。
そんな場を作って下さった、のりえさんにも感謝!です。
私にとってこの歌は、初めて聞いたその日から、五郎さんの
My
Best
Songとなり、あれから20年以上経った今でもそれ
は変わることはありません。
イントロのシンプルなアルペジオ、テーマのメロディの美しさ、
エンディングのバイオリンの調べ、最初から最後まで、全部大好き!
最近では一昨年の夏のコンサートで、歌われました。その時、
イントロのアルペジオは、五郎さん自らアコースティック・ギター
で演奏されておりました。
メロディ・アレンジだけでなく、歌詞も心打たれます。
男女の恋愛を題材とした歌は、今も昔も巷に溢れていますが、
魂の自由を、地球規模で表現する歌なんて、この作品しか私は
知りません。作詞された麻生香太郎さんにも、感謝です。
のりえ - 2003/05/13(Tue) 15:43
今日は「少女よ」を聴いている人が多いのではないでしょうか。(^^)
私も CDを出して聴いてしまいました。
3月28日に BSで「五等になりたい」というアニメがありましたが
あのエンディングで流れたのが この「少女よ」でした。
GOROさんも 石橋先生という役の声の出演をされていましたが
優しくて温かいGOROさんにぴったりの役でしたね。
そしてこの「少女よ」という歌は
本当にこの物語のエンディングを飾るにふさわしい曲で
こうしてたくさんの人に聴いていただける機会があって
とても嬉しいと思いました。
「狂った地球(かじつ)」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年7月21日発売 アルバム「GORO IN LOSANGELES U・S・A 北回帰線」
「狂った地球」と書いて「くるったかじつ」と読む。
英題は「A Crazy Fruit」
タイトルを見ただけで 参りましたっ、て感じです。
ニクイ!実にニクイ作品なのであります!
作詞家の麻生香太郎先生の 計算されつくした深い世界。
聴く人がその世界をいろいろとふくらませられるように
香太郎先生はいろんな仕掛けをしてくださっている作品です。
少女だった私でもわかったのです。
なのでものすごく感動したものです。
語り始めたらきっと止まらないのですが
敢えてここでは語りません。
なぜならそれは もしかしたら私だけの妄想であるかもしれないのですから。
二人の愛の世界を 手のひらの中の果実に例える。
本当に深い詩です。
イントロから引き込まれ
曲もアレンジもとってもかっこよくて
ストリングスアレンジも特にお気に入りです。
かっこいいけれど それだけではない。
品があり心に響くのは
やっぱり東海林先生の豊かで格の高いアレンジの成せるワザです。
この頃の自分は
とにかく明けても暮れても GORO、GOROで
このアルバムは とにかく人に聴いてもらいたくて仕方なかったです。
あの時の感動を
今も鮮明に思い出します。
1976年7月21日発売 アルバム「GORO IN LOSANGELES U・S・A 北回帰線」
1977年1月29日〜3月6日 GORO IN CNCERT〜明治
最近 この曲をあらためて聴いてから「うわぁ〜〜っ」という感じになり 何度も何度も聴いています。
これはすごい、と 今ごろになって思っている自分がなさけないのですが 本当に素晴らしい作品です。
この曲のことが ずっと書きたくて 毎日ずっと考えていたのですが
言葉にできないまま 何日も過ぎてしまいました。
なんて素敵なんだろう、と うっとりと聴いてしまうばかりで言葉が見つかりません。
こんな艶やかな曲は聴いたことがなかったので
当時の私は子どもすぎたこともあり あまりにも大人の世界だとめまいがしました。
はっきりと刻まれるリズムが心地よく ドラムの音が身体にズンズンと入ってくる感じです。
それでいて けだるいような甘いようなしっとりとした大人の雰囲気です。
五郎さんの声も、甘く包むような声で とても魅力的で どきっとしてしまいます。
曲もアレンジも 五郎さんの声もとても素敵で なんだかもう・・・参りました、って言いたくなります。
エンディグのアルト・サックスのソロが また素晴らしく とろける、といった表現しか出来ません。
繰り返し繰り返し聴いてみたくなる一曲です。
1976年7月21日発売 アルバム「GORO IN LOSANGELES U・S・A 北回帰線」
1976年10月24日〜1121日 秋の五大都市コンサート〜針葉樹〜
1980年7月18〜9月14日 HOT ICE '80
この「新宿午前四時」を聴いた時は 当時の私には衝撃的でした。
こ、これが五郎さん?もうどきどきしました。
まだ 恋に恋する時代でしたので 少しめまいがしました。
でもこんな歌を歌ってくださる五郎さんに ますます胸はときめくのでした。
イントロもあまりにも新鮮。刺激的でかっこいいドラムス。
「超かっこいい〜〜〜っ!」そう叫びたくなるほど
それまでの五郎さんの 固定されつつあったイメージを打ち破るものでした。
けれどこの曲は なんだかとても五郎さんらしいと感じ うれしくてたまらくなった一曲です。
アレンジもすごく素敵。ギターもしびれます〜〜っ!
曲の最後の最後までしびれさせてくれます!!
初めて聴いたのは「ハロー・ゴロー・ラブ・ラブ・ラブ」という五郎さんのラジオ番組だったと思います。
一度聴いたら忘れられず、
もう一度聴きたくてたまらず、
そして人に聴かせたくてたまらなくなった一曲。
心を解き放し 感じるままにからだを動かして ノリノリで聴きたい作品。
あくびやくしゃみの音が入っているユーモアにも たまらなくしびれました。
男らしくかっこいい五郎さんにごきげん!!
とにかく印象に残る一曲、これも野口五郎だぞ〜〜っ!って
みんなに聴いてほしくてどうしようもなかった一曲です。
世代を超えてすべての年代に受け入れられる作品だと思います。
音楽は楽しい。心から楽しめる一曲です。
この時代 このタイミングで この一曲。
五郎さんにとってはとても必要な一曲だったような気がします。
麻生香太郎先生と東海林修先生ならではの 五郎さんへの愛のこめられた一曲。
こんなかっこいいロックをプレゼントしていただけて うれしい気持ちでいっぱいです。
いつまでも変わらずに ずっと私たちにこの歌を歌ってくれるかっこいい五郎さんでいてほしい。
いたずらな瞳がきらきらと輝く 少年ような五郎さんでいてほしいとこの作品を聴くたびに想う私です。
(04.05.06)
1976年7月21日発売 アルバム「GORO IN LOSANGELES U・S・A 北回帰線」
「21世紀箱舟の出帆」は 「北回帰線」というアルバムの一番最後に入っている歌ですが
アルバムの最後にふさわしい スケールの大きな男のロマンを感じさせていただける曲です。
イントロから素晴らしいです。
見たこともない世界が 自分の未来に広がっているような気がします。
背中に羽が生えて 海を見下ろしながら 果てしない海原を飛んでいけそうな気がします。
シンセサイザーの調べは 大きな夢の翼をこの心に広げて
夢に向かってはばたく力を与えてくれます。
まだ見ぬ世界が希望にあふれているものだと確信させていただけるような
素晴らしいアレンジです。
「歌はいのち」
五郎さんがこの歌で私達に伝えてくださったように感じています。
どんなことがあろうと 歌い続ける。
力の限り 声の続く限り この道を ただまっすぐに
自分を信じて進んでいく・・・と
五郎さんの熱い想いが感じられます。
五郎さんの歌への情熱がひしひしと伝わり
いのちがけで歌ってくださる五郎さんに
私たちは感動し ずっとずっとついて行きたいと感動に震えるのです。
東海林修先生と麻生香太郎先生の作品は
五郎さんの熱い想いを 私達にまっすぐに届けてくださいました。
いつまでも決して色褪せない 時がすぎてもずっとこの心の中で輝き続ける
素晴らしい作品を作ってくださった先生に
いつも感謝のきもちでいっぱいです。
どんな時も しっかりと私達ファンを抱きしめて
前に進む勇気を与えてくれた素晴らしい作品。
この曲はヘッドフォンでなく 大音響で聴きたい一曲です。
2005年STBライブでも歌っていただけて感動でした。
「生命を賭けた 男の志 果たすため」
この熱唱 この素晴らしい歌声を たくさんの人に聴いていただきたいです。
「北回帰線」が復刻されることを心から願います。
(05.05.13)
1976年7月20日〜8月11日 全国縦断コンサート
「下落合」は 1976年の夏の縦断コンサートで歌われた歌です。
1976年の8月「ハロー・ゴロー・ラブ・ラブ・ラブ」で コンサートの曲が流れたのですが
その中で放送されました。
私はカセットに録音していました。今も大切に聴いています。
五郎さんの人間性が感じられる大好きな歌です。
五郎さんが どんな想いで今日まで来られたかということが
この一曲に凝縮されているような気がしたのです。
自分自身 人生に迷い 前に進むことが難しい時
この歌を口ずさむ場面が私の人生において何度もありました。
この曲の紹介の時五郎さんが言われています。
「僕は歌手になるために上京して一生懸命毎日レッスンしてきました。その頃の思い出を綴った歌です。
ちょっとした告白になるかもしれません」
7分の歌の中に 五郎さんが歌手として 夢に向かい夢中で走ってきた日々が
走り続ける東西線と重ね合わせるように浮かんできます。
それはあまりにも健気な少年の姿です。
あまりにも人気者になり 全国の女性から熱狂的に愛され 嵐のような日々の中でも
初心を忘れずにという五郎さんの想いもとても感じられて
歌手としてまだまだ大きな夢に向かっていくという強い意志も感じられ胸が熱くなります。
♪車内広告に僕が出ている 今では顔を隠して歩く
幸せなんだと言い聞かせてみても 大切な何かを僕は失くした♪
ここで五郎さんの想いはあふれています。
感極まっていらっしゃるのがわかります。
ここのところを聴くたびに 私も思わず泣けてしまいます。
麻生香太郎先生と東海林修先生の作品。
ここまで五郎さんを理解し うけとめ 五郎さんの人生を そして想いを
歌にしてくださった お二人の先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
お二人の先生だからこその素晴らしい作品。
歌で歌手・野口五郎さんの人生を
そして熱い想いを知ることができた感動の作品です。
この一曲の中に全てが詰まっているような気がします。
歌詞も五郎さんの深い想いを伝えています。
そして先生のアレンジも五郎さんの心に添うような
場面場面に豊かなアレンジです
先生のすてきなピアノも 五郎さんを優しく語らせくださっています。
こんな素晴らしい作品が音源化されていないのは本当に残念。
当時はただ楽しい歌とファンは受け止めてしまったかもしれませんが
さらりと聴いてはもったいなさすぎました。
この年 私は五郎さんのファンクラブに入会しました。
初めて届いた会報に「下落合」の歌詞が載っていました。
何度もかみしめてこの歌詞を読みながら歌ってみました。
♪だけど一旦選びとった道 あなたもきっとわかってくれるだろう♪
夢を忘れそうな時は この歌を歌うでしょう。
強く想い出に残る 今も大切な一曲です。
(06.07.27)
「さよならの色を教えてください」(愛の肖像U)野口五郎
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年10月24日〜1121日 秋の五大都市コンサート〜針葉樹〜 初演
いろいろと整理も出来、
やっと落ち着いてきました。
少し精神的にもゆとりが出てきましたので
これからまた あらためてこの世界を
静かに 穏やかに
語っていきたいと思っています。
語りたい歌を何度でも
語りたいだけ語ってみたい。
大切にしている世界だからこそ。
この作品は 1976年の秋の五大都市コンサートのために作られ
コンサートでご披露いただけた作品です。
その後 歌われることはありませんでしたが
コンサートのカセットテープが発売されましたので
今も心に流れるメロディとなりました。
私の人生にとって あまりにも大きな影響を与えた「愛の肖像」
この作品は「愛の肖像U」ということで
その後の二人の愛の行方を歌われた作品です。
「愛の肖像」の作詞は 山上路夫先生。
「愛の肖像U」は麻生香太郎先生。
大きな違いは作詞者が違うということですが
両作品とも 作・編曲は東海林修先生で
大人に向かう中で 大人の愛を教えられた作品です。
夕暮れの空を見上げるとき
私の心の中に
いつも心に流れてくるメロディがあります。
すみれ色した 雲の流れを
あなたはおぼえていますか
窓に腰かけ たそがれるまで
みつめていたこと 覚えていますか
夕暮れの空を見上げると
ほんの短い時間 鮮やかに空を染める雲の流れ。
雲はすみれ色から、茜色へと変わっていきます。
穏やかな優しいすみれ色の雲。
儚い夢のようでもあります。
静かに振り返る 愛した日々。
茜色ではなくすみれ色が心に残る。
二人で見上げた夕暮れの空は
幸せなすみれ色だったのですね。
語りかける言葉は届かないのでしょうか。
この胸の悲しみも誰にも届かないのでしょうか。
私は思うのです。
今もきっと 同じ気持ちで
あの人もこの空を見上げていてくれていると。
きっと同じ痛みを感じながら
この空を見上げていると。
人生は出逢いと別れの繰り返し。
せめて 前に進むために
思い出は美しく 幸せな記憶でありたい。
愛したこと 愛された日々を
決して忘れない。
美しい空に
流れる雲に
優しい花に
見つめるすべてに
愛された日々は甦えります。
だからこそ 美しく前に進むことができる。
私の人生に いつも
色を感じて生きることを教えてくれた
「すみれ色のバラード」
静かに振り返る青春の記録。
熱く生きた青春の日々。
そして このコンサートは
「愛のラルゴ」の初演
「されど青春」の初演、と
素晴らしい作品が世に出た
記念すべきコンサートとなりました。
歌は「人生」だと
聴くたびに胸が熱くなります。
1976年10月24日〜1121日 秋の五大都市コンサート〜針葉樹〜 初演
1977年1月29日〜3月6日 GORO IN CNCERT〜明治
野口五郎さんは 歌手であると同時にギタリストとしても高い評価を得ていますが、
当時 アイドルがギターを弾きながら歌を歌うということは
とてもめずらしく あまり受け入れられないことだったように思います。
ファンもどちらかというと 音楽的なことより 王子様のようなアイドル野口五郎に夢中で
あまりに熱狂的だったために 音楽的な素晴らしさをかみしめる余裕もなかったのですが
五郎さんのコンサートは バックミュージシャンも一流で
東海林先生の曲やアレンジもとても素晴らしく 贅沢なステージだったことを痛感します。
あまりギターのことはわからなくても この「あいつの女房はおいらの恋人」のギターは
とにかくカッコよくて最初から最後までノリノリで聴くことができます。とにかくしびれます。
矢島賢さんとの掛け合いも息もピッタリで カッコ良すぎます。ノリノリのギターです。
パーカッションのリズムから始まり 音が重なっていく楽しさ スピード感あふれるギター、
賢さんとのからみもごきげんで 本当に楽しんでギターを弾いている五郎さんが見えてくるようです。
「かっこいい〜〜っ!」と思わず叫びたくなります。
聴き終わったときは もうスカッ!っとして満足感でいっぱい。
できるならば今の五郎さんに もう一度ギターで弾いてほしい一曲。
今の五郎さんならどんな風に弾かれるのかぜひ聴いてみたい作品です。
素晴らしいアレンジ。他のギタリストと ぜひこの曲をもう一度、と思ってしまう一曲です。
この作品は テープでしか聴くことが出来ません。テープは聴きすぎて 伸びてきてしまいました。
CD化を希望したい作品の一つです。
1976年10月24日〜1121日 秋の五大都市コンサート〜針葉樹〜 初演
1976年12月24日 京王プラザホテルクリスマスディナーショー
人は誰も 過ぎていった遠い日々をだんだんと忘れていきます。
いつのまにか振り返ることさえ忘れています。
けれど この歌を聴くと 小さな手のひらの中に ぎゅっとにぎりしめた熱い硬貨のぬくもりを思いだします。
幼い自分が そこに立っているようです。
なにげない日常の うきうきとした幼い自分に出会えるような気がします。
それは 今では見ることの出来ない懐かしい光景です。
小さな駄菓子やさんに 友だちと集まって わいわいとクジをひき、喜んだり がっかりしたり・・・
そこにはいつも やさしいおばちゃんの ニコニコとした笑顔があって・・・・
子供たちの笑い声や はしゃぐ声が響きわたっていました。
思い出そうとすると なんだかあまりにも遠い記憶なのですが この「音のない硬貨」を聴くと
まるで幼い日の自分をみているような気持ちになり 胸が熱くなります。
体温の感じられる歌で、とても愛を感じます。
この歌を聴いている時は ほっぺはりんごの少女になっています。
詩がとてもとても深くて胸にしみます。そしてそっと 頭を撫でてくれるような 温かい曲です。
東海林先生のピアノも とても温かくてじ〜んとします。
五郎さんの歌声を聴いていると 五郎さんが本当に自分のお兄ちゃんのような気がして嬉しくなります。
手をとって一緒に駄菓子屋さんに走ってくれている気持ちです。
五郎さんをとても近くに感じられる歌です。とても温かです。
私たちは いつのまにか 大人になってしまいました。
けれど決して忘れたくないものがあります。
この歌を聴くと あの日のきらきらとした瞳をもう一度とりもどせるような気がします。
もう一度しみじみと味わいたい素敵な歌です。
「愛のラルゴ」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年10月24日〜1121日 秋の五大都市コンサート〜針葉樹〜 初演
1976年12月24日 京王プラザホテルクリスマスディナーショー
1977年4月13日〜4月28日 日生劇場特別リサイタル
この歌を初めて聴いたのは ’76五大都市コンサートのライブカセットを購入してからだと思います。
まだ 恋に恋して 愛もなにもわからない時代ではありましたが
あまりに幸せな愛に満ちた甘い世界に もうメロメロになりました。
いつか こんな風に愛されることを夢にみて うっとりと聴いていたことを思い出します。
この歌を聴く時は 今でも 目の中に星がいっぱいの状態で聴いてしまいます。
五郎さんの歌は どちらかというと 哀愁を帯びた歌が多かったこともあり
この「愛のラルゴ」は特に印象に残るものでした。
もしもシングルカットされていたら きっと結婚披露宴等で
この「愛のラルゴ」を 歌う人が続出していたと思います。きっと定番ソングになっていたことでしょう。
歌を聴くだけで心は純白になります。こんなに幸せな気持ちになれて 満たされる歌が他にあるでしょうか。
詞も曲もアレンジも愛でいっぱい。とても美しく尊いです。
そしてGOROさんの 歌も もう本当にすばらしい。
他の歌手には 絶対歌えないし(こんなに表現できない)絶対歌わせたくありません。
野口五郎だけが表現できる愛の世界だと 私は思っています。
ビアノの音色、そして間奏のトランペット・・・全てが素敵すぎて・・・幸せすぎて泣きそうです。
こんな素晴らしい歌を作っていただけた麻生香太郎先生と東海林修先生に
あらためてお礼が言いたい気持ちでいっぱい。
本当にみんなに聴いてほしい!そう願わずにはいられない一曲。
「永遠の愛」を感じられる歌です。
「されど青春」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年10月24日〜1121日 秋の五大都市コンサート〜針葉樹〜 初演
1976年12月24日 京王プラザホテルクリスマスディナーショー
1977年1月29日〜3月6日 GORO IN CNCERT〜明治
1977年4月13日〜4月28日 日生劇場特別リサイタル
この歌詞は 始めから終わりまで一言一言がとても深く とてもとても感動します。
そして そんな深い歌詞が 心にすう〜っと入ってくるような
すてきな曲がついています。
アレンジも素晴らしいです。じ〜〜んとします。
これほどまでに言葉が 聴いている人の心に届く歌は 他にないのではと思ってしまいます。
生きていることは どこか切なく苦しいものですが この歌を聴くとそんな息苦しさから解放されます。
気がつけば 口ずさんでいる・・・そんな歌です。
GOROさんの語りかけるような歌声が 心にしみて 心の重荷を取り払ってくれます。
そっと肩を抱いて 無理をしなくていいよ、と 受け止めてくれます。
自分への問いかけの歌でもあり 一生懸命生きている 自分自身への応援歌でもあります。
最後の♪青春の輝きをおいかけて・・・♪から あふれる想いをとめられなくなります。
あまりにも胸を打つ一曲。ただただ感動です。
ずっとずっと 私の心の支えになってくれた大切な大切な一曲です。
追記 (2012年)
前にも書いたことがあるのですが
あの頃は まだホームページを始めたばかりで
上手く言葉に出来ず
ただ素晴らしい、ということを
書くのが精一杯でした。
好きなものをどう好きなのか
伝える言葉もなく
好きなものは好きなんだと
私は叫び続けていたように思います。
けれど もう10年近く経ったので
もう一度静かに語ってみたいと思いました。
「されど青春」
五郎さんの歌の中でも
特に好き、という方の多い作品です。
当時はまだ 勢いだけで生きていました。
若さだけを武器に生きていた私たちだったのかもしれません。
まだ何も悟れず
熱く燃える想いのままに突っ走った時代。
すてきな歌を聴くと 胸は熱く そして震え
涙がこぼれていた時代。
あの時も この「されど青春」はすごく好き、と思ったものですが
年を重ねて この歌を聴く時
あの頃よりも 今の方が
ずっとこの歌の素晴らしさが身に沁みます。
この歌に支えられて
生きてきたような気もします。
「人の世のしがらみをふりすてて
いつの日か出かけましょう どこかへ」
静かにこの心に語りかけます。
自分の未来も見えない 手さぐりの時代には
この歌は 自分を諭す 教えのようでもありました。
この詩を自分に言い聞かせながら生きていても
しがらみの中から抜け出せず
その場にしがみついて生きてきたかもしれません。
けれど
私は この歌があって
どんな時も 背中を押され
力をもらいました。
人は つらいことや 苦しいこと
悲しみの中に立つ時
自分を支えてくれる
歌を探します。
この歌は いつも この唇にあったように思います。
乗り越えてきた今だから
この歌の素晴らしさがよくわかる。
初演は1976年ですが
30年以上経っても
あの時と まったく変わらない
あの時のままに歌ってくださる五郎さん。
時に自分を見失うこともあるけれど
この歌を聴くと
そんな自分も愛しい。
すべてを受けとめてくれた
この歌があって
本当によかった。
肩の力を抜いて
あるがままに
自分らしく生きていけばいいと
背中を押してくれる、
そんな素敵な歌だと
私は思います。
「ありがとう」と
心がつぶやいてしまうような歌なのです。
「See you again」
作詞・麻生 香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年10月24日〜1121日 秋の五大都市コンサート〜針葉樹〜 初演
1976年12月24日 京王プラザホテルクリスマスディナーショー
1977年1月29日〜3月6日 GORO IN CNCERT〜明治
1977年4月13日〜4月28日 日生劇場特別リサイタル
1977年10月7日〜11月19日 秋の六都市コンサート
1978年10月28日〜11月12日 日生劇場特別リサイタル
1979年2月24日〜 立川市民会館他労音コンサート
1980年3月27〜30日 10周年記念リサイタル U.S.A STUDIO CONNECTION
1980年7月18〜9月14日 HOT ICE '80
コンサートの最後にいつも歌われた歌です。
お別れの時はいつも淋しく切ないものですが この「See you again」を聞くと
淋しさよりも こうして出逢えたことや
一緒に幸せな時間を過ごせた喜びの方が大きくあふれてきます。
「ありがとう愛する仲間たち」のところでは 自然と拍手が沸き起こり
みんなの心がひとつになって ありがとう という気持ちで心が通いあいます。
そしていつも この曲に見送られるようにして
今度逢えることを楽しみに 余韻に浸りながらみんな会場を後にする・・・
あまりにも熱狂的だったファンにとっては お別れの時はあまりにも淋しいものであったはずですが
この「See you again」という曲は 最後の最後まで いっぱいの愛でファンを包んで受け止めてくれました。
この曲があって ファンは満たされた穏やかな心で 会場を後にすることができたような気がします。
この歌を聴くと どうしてもコンサートを思い浮かべてしまいます。
いつもこの心にGOROさんの素晴らしいステージがよみがえります。
詞も曲も GOROさんの良さを知り尽くした東海林先生と麻生先生との
愛情がいっぱい感じられる曲だと 今あらためて聴いてみて しみじみと思いました。
「ありがとう」の思いが 胸いっぱいにあふれる一曲。
GOROさんの優しさが詰まった一曲です。
こんな素敵なお別れがあることを知っていた私達は幸せです。
’77 GORO IN CNCERT〜明治のオープニング曲として披露されたこの「21番目の春に」は
'77.3月にニッポン放送「ハローゴローラブラブラブ」(ラジオ)にてOAされました。
音源化されてはいないだけに
このラジオの音源はまさに宝物。
しかもこの作品は詩も東海林修先生という
超レアな作品です。
第二回目となった GORO IN CNCERT〜明治 のコンサートの日程は以下の通り。
1/29中野サンプラザ・1/30駿河会館・2/5富山市公会堂・
2/6新潟県民会館・2/12神奈川県立県民ホール・
2/13宮城県民会館・2/19大阪厚生年金会館大ホール・
2/20愛知県勤労会大ホール・
2/26北海道厚生年金会館ホール・
3/5高松市民会館・3/6福岡電気ホール
GORO
IN CONCERTは明治のチョコレートの包み紙200円分を一口として主催者宛(各地
のラジオ放送局)に送り、当選した人のみ行けるというコンサートでした。
各放送局、各主催のコンサートをOAされていました。
駿河を除き、すべて昼と夜の2回公演、
超人気者になられた五郎さん。ハードで嵐のような日々の真っ只中でした。
どんなにハードで 目も眩む光の中に立たれていても
しっかりと成長を続けられたのは
素晴らしいスタッフや作家陣に恵まれたことも
大変大きいと思います。
このときのコンサートも東海林先生が音を担当され
全国のステージを五郎さんと一緒に周られました。
「21番目の春に」は
オープニングにふさわしい力のある作品。
「暗い闇が続いた冬は もう終わりさ
横殴りの氷の雨は もう終わりさ」
男らしく力強く自信に満ちた五郎さんの歌声です。
素晴らしいコンサートで
新曲もこのステージのために
3曲もあったのに 音源化されず
本当に残念です。
素晴らしいステージ
今もラジオで聴いた歌声は心に残っています。
’77 GORO IN CNCERT〜明治で歌われたこの「砂浜で」は
'77.3月にニッポン放送「ハローゴローラブラブラブ」(ラジオ)にてOAされました。
音源化されてはいないだけに
このラジオの音源は大変に貴重で
本当にお宝としか言いようがありません。
当時 リアルタイムに このラジオを聴いたのですが
なんてすてきな歌なのだろう、って思いました。
若さとは・・・傷つくものなのです。
若さを賭けて全力で突っ走っても
思うようにならないことがある、ということを知る経験も
それはそれで人生にとって 大きな財産なのです。
けれどそれを知るのは
何十年も経って静かな時代が来たときです。
若い日々は 傷つき 涙し
けれどその中から立ち上がり
自分を信じて前に進もうとします。
まさにそんな時代にこの歌を聴いたのです。
どんなに勇気づけられたかわかりません。
藤公之介先生の詩の世界が
大きな砂浜とともに 静かに目の前に広がります。
そして東海林修先生の曲とアレンジは
本当に大きく 心に響きわたります。
傷ついた胸の傷も 癒える優しさと穏やかさ。
『泣くだけ泣けよ』と
語りかけてくれる優しさ。
海の前で 心を裸にして泣いたあとは
また明日に進める。
悲しいことや苦しいことも
弱い自分も
あるがまま受けとめて
また進める気がします。
「ひぐれの砂浜 ぬくもり残してた
ひとりの若者が海を見つめてた
かかえたひざこぞう 涙に濡れていた
背中をふるわせて かなしみ こらえてた」
この歌聴いてから
傷つくことを恐れずに前に進むことができました。
音源化されていないことが本当に残念です。
本当に大好きな歌です。
「HEY MIXER 」野口五郎
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1977年4月13日〜4月28日 日生劇場特別リサイタル
この作品は
'77 GORO IN NISSEI THEATRE 日生劇場特別リサイタルで歌われた作品です。
憧れの舞台。
初の日生劇場でのオープニング曲。
ティンパニが力強く打たれ
五郎さんと客席、
お互いのドキドキ感がマックスになります。
さらに力強く重なっていくドラム。
心臓はバクバクに・・・・。
明るく華やかなオープニング。
すべての楽曲がオリジナル曲で揃えられたことも挑戦でした。
若くても 自信に満ちあふれ
堂々とした歌唱。
「HEY MIXER 」は
しっかりと ファン目線でもあり
ファンの気持ちを汲んでの楽曲。
わくわく。
どきどき。
心躍るオープニング。
品格のある大人のステージ。
日生劇場。
持てる力を出し尽しての素晴らしい舞台を
長期にわたりこなされました。
毎日声はでるだろうか、
体調はどうだろうか、と
これだけ長いと
日々不安もあったでしょう。
長い緊張にも耐えられて
より大人の世界、
より格調高い世界を披露され
ひとまわり大きくなれたステージです。
ついに27日に復刻になりますっ。
まずはこの一曲は
心から楽しみましょう!!
(2016.07.13)
「流氷」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1977年4月13日〜4月28日 日生劇場特別リサイタル
この作品は'77 GORO IN NISSEI THEATRE
日生劇場特別リサイタルで歌われた作品です。
GOROさんが夢にまで見たあこがれの日生劇場の 晴れの舞台に立たれた喜びと
歌手としての意気込みが 熱く伝わってくるような大きな作品です。
イントロのシンセサイザーは 一瞬にして
聴く人をまだ訪れた事のないオホーツクの海に連れていってくれます。
ぴんと張り詰めた北の海の空気さえ感じさせてくれます。
見渡す限りの流氷・・・大自然が目の前に迫ってくるようです。
東海林修先生の作品は まだ見たことのない大きな自然をもイメージできるスケールの大きさです。
いつも聴く人の心を解き放し 前に進む勇気を与えてくれます。
五郎さんの歌声も男らしく 全ての期待に応えるような力強く夢にあふれた歌声です。
五郎さんの力強い歌声で終るのも印象的です。とても満たされます。
夢に向かい突き進む男らしい五郎さんに 私達は夢中になりました。
シングルの世界とはまた違う 力強くたくましい野口五郎の世界です。
五郎さんと東海林先生の作品は いつも私たちに夢に向かう力を与えてくれます。
「地球はゆっくりと廻りはじめ 春だ!」
待ち望んだ春が来たという喜びにあふれます。
地球も自分も同じように生きているという事への感動、
小さい事にとらわれず 夢に向かって前に進む力を与えてくれる 大きな作品です。
1977年4月13日〜4月28日 日生劇場特別リサイタル 初演
1977年10月7日〜11月19日 秋の六都市コンサート 初演
1978年10月28日〜11月12日 日生劇場特別リサイタル
人生を42.195kmのマラソンに例えたこの歌は どんな時も「頑張れ」と私を励ましてくれた歌です。
生きていれば 本当に試されることばかりで 苦しいこともたくさんあります。
走りつづけているつもりでも ゴールなど見えません。
今が精一杯で 力尽きてしまいそうなこともたくさんあります。
けれど この歌を聴くと もう少しがんばってみよう、
立ち止まらないで進みつづけよう、という勇気が湧いてきます。
この歌を聴いたのは’77日生劇場特別リサイタルの アルバムでした。
このリサイタルで歌われた歌は 私を支え続けてくれた歌でいっぱいです。
色々と迷う多感な時代だっただけに 大きな支えになりました。
そして いつも自分の背中を押してくれるこの歌は これからもずっと支えになる歌です。
詞と曲が しみじみと心に響き 力を与えてくれます。
たくさんの人に聴いていただきたいと願う一曲。大切にしたい一曲です。
深く胸に沁みます。
「水平線へ」
作詞・麻生 香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1977年4月13日〜4月28日 日生劇場特別リサイタル 初演
1977年6月10日テレビOA 第4回広島平和音楽祭
1978年10月28日〜11月12日 日生劇場特別リサイタル
1979年2月24日〜 立川市民会館他労音コンサート
1979年春テレビOA フジテレビ「ミュージック・フェア79」
あらためて日生劇場のレコードを聴いて もう驚きました。
すばらしい歌です。男のロマンそのものです。
GOROさんはあまりにもルックスがよく、あまりにも人気者で 新御三家と呼ばれたために
世間ではアイドルという括りに入れられていましたが アイドルでありながらも
本当の愛の歌が歌える素晴らしい歌手であることを もっともっと世の人に知っていただきたかったです。
世の中の人に 「どうぞこの歌を聴いてください。これが野口五郎です!」と言いたい一曲。
この歌は とてもスケールが大きく 迫力があり 圧倒されます。
さすが麻生先生と東海林先生の作品だと うなりたくなります。
こんな素晴らしい歌を歌いこなせて 表現できるのは 野口五郎さんしかいません。
この歌を聴くと 胸に勇気が湧いてきます。夢に向かって進んで行こうと力が湧いてきます。
そして聴き終わったとき満足感で胸がいっぱいになります。
男らしく力強く 大きな愛を感じる素晴らしい一曲です。
「白い切符」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1977年4月13日〜4月28日 日生劇場特別リサイタル
この歌は ’77の日生特別リサイタルで歌われたものですが、レコードには入っていなくて
千秋楽のテープにのみ 入っていた歌です。
私はレコードしか持っていなかったので 最近やっとこの歌を聴くことができました。
レコードにも本当に入れていただきたかった素晴らしい作品です。
しみじみと胸が熱く 情景が目に浮かぶようです。
私はこのような歌が好きなのです。静かに語りかけるような温かい歌声には涙をこらえることが出来ません。
若さとは 一途でひたむきで そして残酷なものだと感じています。
何もかも捨てて愛に走れるならば それはとても幸せなことですが
何かを犠牲にしなければ愛も貫けないことがあります。
愛だけがあれば他には何もいらないと思える時代こそが青春でしょうか。
無邪気なままに大人になれる人は幸せだと思わずにいられません。
人は大人になっていくとき 純粋に人を愛することが 許されないことがあることを知ります。
愛する人と親への愛とを量りにかけて いったいどちらを選べばいいのでしょうか。
愛を覚えたばかりの純粋な時代には どちらを選んでも哀しい思いは決して消せないでしょう。
若き日の自分がよぎります。私は親を裏切れなかったことを思い出します。
五郎さんの歌声はとてもとても温かく 優しく語りかけてくれます。
深い愛で守られると信じられる温かさです。
若き日の自分と重ね合わせて聴く人も多いことでしょう。切なさがこみ上げます。
東海林修先生と麻生香太郎先生の素晴らしい作品。
深い人生のドラマがこの一曲に詰まっています。すてきな作品を作っていただけて幸せです。
バイオリンとアコースティクなギターが胸に深く響き 五郎さんの温かい歌声に涙がこぼれます。
あふれる想いを止めることが出来ません。
五郎さんにもこんな作品があるということを ぜひたくさんの人に紹介したい、
しみじみと胸を打つ一曲です。
(04.05.18)
「愛の嘆き」
作詞・有馬三恵子 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1977年4月13日〜4月28日 日生劇場特別リサイタル
どういうわけか、私は 楽しい歌よりも悲しい歌の方を好きになる傾向があります。
私にとって 歌は さみしい時や悲しい時にこそどうしても必要なもので
歌を聴いて涙を流すことで 悲しみや淋しさまで流してしまえるような気がしていました。
この歌を聴くとき私はひざまづいて動けません。
心から人を愛して涙を流し、いっしょに叫びたくなるような想いです。
この「愛の嘆き」は '77日生劇場特別リサイタルで歌われた歌ですが
失った愛を歌ったものではありますが 哀しいだけの歌ではありません。
あまりの迫力とあまりの男らしさに 圧倒されます。強い、深い愛を感じることができます。
ピアノだけの前奏から 静かに語られるように歌われる言葉は とても胸にしみます。
けれど抑えても抑えても どうしようもなくあふれてしまう想いを止められなくなるのは
あまりにも迫力のある素晴らしいアレンジ、あまりにも素晴らしい演奏と
迫力の演奏に負けないすばらしい五郎さんの熱唱によるものです。
あまりのすごさに驚きと感動で動けなくなります。
とても涙なくして聴けません。
そして東海林先生の素晴らしいピアノと五郎さんの熱唱に胸がいっぱい。
感動的なステージに 今 また深く酔いしれてしまいます。
「俺たちは天使じゃない」
作詞・藤公之介 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1977年10月7日〜11月19日 秋の六都市コンサート
秋が来るとどうしようもなく聴きたくなる一曲です。
秋の風をとても感じて高く澄んだ秋の青空を見上げている気もちです。
まぷしい青空が目に沁みます。
秋は ふと振り返ってさみしくなりがちですが
この歌を聴くと 立ち止まってなんかいられない、と
前を向き はばたきたい気持ちでいっぱいになります。
この作品は'77秋の六大都市コンサートのオープニングで歌われた曲ですが
オープニングにふさわしく 心躍るオープニング わくわくと胸弾む作品です。
東海林修先生が作られるのステージのオープニングの曲は いつも迫力がありかっこよくて
待ち焦がれてやっとやっと会える五郎さんへの想いを より熱く熱狂的にさせてくださるものでした。
オープニングからどきどきが止まりません。
乙女心は いっきに完全燃焼です。
五郎さんの歌声も 伸びやかで とても男らしいです。
大人の男性をとても感じさせていただけて 私たちに勇気を与えてくれる力強い歌声です。
そして聴いていて とっても気持ちがいいのです。元気が出ます。
秋はさみしい歌を聴きたくなりますが 秋の澄んだ高い空を見上げる時
この歌がふと 口をついて出ています。
毎年毎年 私は秋の空を見上げながらこの歌を歌います。
心はとても自由です。
解き放されるような 秋の青空のような 心に沁みる作品。
この歌を聴くとき 秋も希望に燃えていられます。
秋にはどうしても必要な一曲です。
(04.11.17)
「地下室のメロディ」
作詞・藤公之介 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1977年10月7日〜11月19日 秋の六都市コンサート
'77秋の六大都市コンサートで歌われた この「地下室のメロディ」は
当時からとても好きで よく聴いた曲の一つです。
生きる意味を考える幼い時代ではありましたが この歌はとても深く胸に響きました。
自分の心の中にある地下室を認識させられた 大人の味わいの深い一曲です。
秋らしくしっとりとした曲とアレンジ
バイオリン、ギター、そしてブラス、そして最後のピアノでの語り・・・とても胸に沁みます。
自分の心の地下室を確かめたくなる一曲。
心の闇を照らすように自分と向かい合うときに
この「地下室のメロディ」をいつも聴いていました。
大人に向かう少女の時代にも
どんなにこの耳をふさいでも 聴こえてくる音楽があることを知りました。
切なさで胸がつぶれそうになっても
しまいきれないほどにあふれる想いがある自分はしあわせだと思えました。
時には思い出に引き込まれて
ほろ苦い愛のメロディをくちずさむことも素敵なことだと思います。
藤公之介さんの詩の世界と
東海林修先生の素晴らしい音の世界。
そして 五郎さんの渋めの熱唱がとてもとても好きです。
今の五郎さんに 歌っていただきたい一曲です。
(04.07.02)
「アラビアのロレンス」
作詞・藤公之介 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1977年10月7日〜11月19日 秋の六都市コンサート 初演
1978年10月28日〜11月12日 日生劇場特別リサイタル
1978年5月9日放送 テレビ「NHKビックショー〜夢を追いかけて〜」
しみじみと胸に沁みるピアノのイントロから 静かにこの歌は始まります。
「道連れにならないか」と語られるように始まる 藤公之介先生の素敵な詩は
東海林修先生の素晴らしい曲とアレンジによって その一言一言が 深く心に響き渡ります。
男のロマンや決意を感じる歌です。
そして男性は常に この歌のように厳しくて孤独な旅をしているのだということを知ります。
「例えこの道が焼けた砂漠に続いても・・・」
力強い歌声が この胸に迫ります。人生という果てしな旅をする私たちですが
夢を信じて頑張ろう と 励まされる思いです。
迷った時 悩める時 この歌はいつも支えになってくれました。
とてもスケールの大きい歌で 詩の意味も深く これぞ野口五郎!と思える
迫力の一曲です。
そして 通り過ぎた人の幸せさえも祈リたい気持ちでいっぱいになります。
こんな人とのかかわり方もとても素敵です。
「お互いにほどほどに知り合おう」・・・・とても素敵な詩だと思いました。
心を解き放してくれる 温かい言葉です。
詩も曲もアレンジも感動です。
(03.10.15)
のりえ - 2003/10/15(Wed) 15:14
「アラビアのロレンス」優しいピアノで始まる・・・だけではなかったのですね!
これだけの迫力のある歌でありながら
最後には 優しいピアノで終わる・・・・ここがまた 素晴らしいのですよね。
そして この曲のイントロは 本当に胸に沁みます。
この「アラビアのロレンス」
詩の意味が 最近になってようやくわかるようになってきたように思います。
大好きな歌で とても自分を励ましてくれた歌なのですが
「お互いにほどほどに知り合おう」
「二度とめぐりあえないかもしれないけどいいのさ」
そんな歌詞に 少し寂しさをおぼえた私でした。
自分にとって大切な人 好きな人のこととなると
お互いに全てを知り尽くしたいし 決して離れたくない、と 執着して思いがちなのです。
でも この歌はそんな風に言っていない。
「お互いにほどほどに知り合おう」
「二度とめぐりあえないかもしれないけどいいのさ」なのです。
本当に温かい言葉なのですよね。
そのことを最近しみじみと思うのです。
こんな調子で わけもわからず聴いていた幼い少女たちに(私だけだったらすみません)
先生は 本当に素晴らしい音楽をたくさん聴かせてくださいました。
先生と五郎さんの深い愛のあるすばらしい音楽を聴いてこれた私たちは
本当に幸せです。
ずっと大切にして そして・・支えていただいた歌です。
時間がたてばたつほどに 味わえば味わうほどにますます輝きを増すような気がします。
もう一度「アラビアのロレンス」じっくりと聴いてみたいと思います。
プリン - 2003/10/16(Thu) 23:07
一日遅れですが、私にも語らせてください『アラビアのロレンス』
私も中学生の頃、当時五郎さんのラジオ番組で
たまにオンエアされていたライブの実況録音を、
身動ぎもせずじっ〜と聞き入っていたものでした。
『アラビアのロレンス』を初めて耳にしたのは、そのラジオ番組で
77年秋のコンサートから数曲オンエアされた時。
道連れになって、あてのない旅を始めるものの、
やがて道が二股に分かれるところで、自分が進むべき方向へ、
今度は一人で歩み出していこうとする・・・
夢が拾えた、いえ拾えかけているのでしょうね。
柔らな静かなピアノの調べと、ffの盛り上り、
強弱のはっきりとしたその曲調が象徴しているように、
『アラビアのロレンス』は、厳しい内容を歌っていますが、
その一方で、最初の1歩を踏み出すことを、
暖かく後押ししてくれるような、見守ってくれているような、
素敵な人生の応援歌にも感じます。
この作品を初めて、更にはライブで聞くことが出来たのが、
私の人生の中で中学生時代であったことは、
今思うと、とても幸運なことに思えてなりません。
036先生を始め、当時のスタッフの方々、そして熱く熱く
歌い上げて下さった五郎さんにこそ、お礼を申し上げたいです。
ところで、私はこの歌を聞くまで、アラビアのロレンスなる者が、
いかなる人物であるのか、全く知りませんでした。
岩波新書で、同じタイトルの本を見つけたので、早速読んで
みましたっけ。
性格的には、女嫌いの一寸変わり者だったようで、
ハーレーで暴走し、その挙句事故死したこと、
本の巻末に
最も愛する作曲家 : モーツアルト
最も望むこと :人々から忘れられること
と記されていたのが、とても印象的でした。
そんなロレンスと、その本を読んだ数年後に観ることとなった
同名の映画作品で描かれているピーター・オトール演じる
ロレンスが、私の頭の中では上手い事結びつきません。
全くの私見ですが、藤公之介先生は、
実際のロレンスの孤独な雰囲気をイメージされて、
五郎さんの『アラビアのロレンス』を書かれたのではないでしょうか。
のりえ - 2003/10/17(Fri) 01:13
プリンさん 深く 熱い書きこみを ありがとう!!
>『アラビアのロレンス』は、厳しい内容を歌っていますが、
>その一方で、最初の1歩を踏み出すことを、
>暖かく後押ししてくれるような、見守ってくれているような、
>素敵な人生の応援歌にも感じます。
本当ですね。深いですね。
そして これだけ深くて大きな作品を
熱く熱く歌いあげることができた五郎さんは素晴らしい歌手です。
20歳をすぎたばかりの青年がこれだけ表現できるなんて
本当に感動です。
五郎さんが歌われるこの歌は 私にとっても人生の応援歌になりました。
藤公之介先生の 詩のファンの方もとても多く
特にこの「アラビアのロレンス」を大好きな方はたくさんいらっしゃるようです。
私は つい女性的な考えで この詩を味わってしまいがちですが
最近この歌を聴き この歌の世界、詩の意味をとても考えました。
なんて深いのだろう、って思いました。
人は自分の夢をさがす 手さぐりの状態の時に出会えた人こそ
いつまでも心に深く残るものではないかなぁ・・・って思うのです。
出会いがあり 語りあい 心が通じあい お互いを理解しあう・・・
心の結びつきは とても強いですし 絆は深まります。
そんな道連れへの 愛情や熱い思いがありながらも
「お互いにほどほどに知り合おう」
「二度とめぐりあえないかもしれないけどいいのさ」
と 言っているように私は思えて 胸が熱くなってしかたありません。
いつか それぞれの夢に向かって進む時に
「グットラック」と微笑んで そっと背中を押してあげようとする優しさ・・
そして自分も 自分の夢に向かって進むための覚悟と決意が感じられます。
そして私は
「二度とめぐりあえないかもしれないけどいいのさ」
と 言いながら
いつかまた お互いが夢を叶えて再びあえますように、という祈りが
この歌の深いところに隠されていること信じたいのです。
深い愛を感じずにはいられません。
こんな素晴らしい作品を作っていただけた
藤公之介先生と 東海林修先生には 感謝の気持ちでいっぱいです。
先日は 東海林先生から温かい書きこみもいただきました。
温かい東海林先生の言葉に 胸が熱くなりました。
これからも大切にしていきたいと思います。
のりえ 2006/07/06 19:10
東海林先生 みなさま こんにちわ!
今日は雨も上がり6時を過ぎても陽が差してとっても明るくてうれしい一日でした。
雨が続いた後のお日さまがとてもまぶしくうれしいように
人生にもそんな場面がたくさんありますね。
最近は日生劇場のテープを聴く事が多いのですが
ずっと「アラビアのロレンス」を聴きながら歌詞の意味を考えていました。
♪ふたまたの別れ道 旅の無事を祈ろう
二度とめぐり逢えないかもしれないけどいいのさ
胸に残る道連れはそんなやつさ♪"
"二度とめぐり逢えないかもしれないけどいいのさ"と言える意味を
ずっとこの歌にめぐり逢ってから考えていました。
そして"胸に残る道ずれはそんなやつさ"
この言葉もずっと考えていました。
最近 いろいろと静かに考える時間が持てて
今までは気づかなかったことに 気づくことができ
あぁ「アラビアのロレンス」という歌は なんて深くて素晴らしいメッセージなのだろうと今しみじみと感動しています。
この歌の世界もまた 一期一会
それぞれの夢や生き方を認め合い思いやった優しさに満ちた歌ですね。
そして相手の幸せも心から祈れる そんな自分にさせてもらえる大きな歌です。
焼けた砂漠を 少しの間でも ともに水を分け合って生きれたことの喜び
人との出逢いに感謝する心が また湧いてきます。
先生のアルバム「宇宙船地球号」で この曲を取り上げていただけて
本当にうれしかったです。
何時聴いても心に響く語りかけるようなイントロのピアノ
温かいメロディが 心を熱くします。
音楽はいつも人に勇気を与え
前に進む力を与えてくれますね。
♪ふたまたの別れ道 旅の無事を祈ろう
二度とめぐり逢えないかもしれないけどいいのさ
胸に残る道連れはそんなやつさ♪
藤公之介先生は この歌でここが一番伝えたかったのではないかな。
東海林先生が五郎さんのために作ってくださった温かく美しいメロディ。
心に響く先生のピアノで
五郎さんが熱く歌ってくださった素晴らしい世界
心にのこる名曲ですね。
「試写会」
作詞・藤公之介 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1977年10月7日〜11月19日 秋の六都市コンサート
「試写会」は '77秋の六大都市コンサートで歌われた作品です。
この歌を聴くとき 私は暗い映画館に独り座り
「試写会」という映画を見ているような気持ちになります。
始まりも終わりも暗い映画館の中・・・
出逢いの時の 映画を見て涙を流す すてきな「君」。
そして ラストシーンは 「君」のいない空っぽの席が・・・
どちらもそこにだけ ひとすじの光を感じ 切なさで胸が熱くなります。
誰もみな 愛も夢も どちらもほしくてたまりません。
何もかも掴めると信じたい。
けれど人は 何かを犠牲にして夢へと向うものなのですね。
そして夢中で走っているときは 何も見えなくなってしまうものですね。
私は女だから この歌の女性の気持ちもとても分かるような気がします。
自分が必要と思えなくなったとき 静かに去っていくのでしょう。
まだ幼かった私ですが 大人の愛の世界も
なんだか少し理解できた気持ちになれました。
愛し合っていても こんな別れもあると知りました。
秋になると とてもとても聴きたくなります
特に好きなところは
「スクリーンの光と影が心を揺らす
春が輝いて人生がゆらめいて 座席のきしむ音がする・・・」
人は誰も スクリーンの光と影の中に生きていて
そしていつも主役を演じているのですね。
藤公之介さんの素敵な詩の世界と
心に深く届く 東海林修先生の素晴らしい音楽
そして五郎さんの甘く切なく 胸に沁みる歌声
セピア色に染まる秋に しみじみと聴いて浸りたい一曲です。
(05.11.04)
「不思議の国のアリスになってみませんか」
作詞 : 麻生香太郎 作曲 : 東海林修 編曲 : 東海林修
1976年12月24日京王プラザホテルクリスマスディナーショー
1978年10月28日〜11月12日'78日生劇場特別リサイタル
ついに2016,7,27 日生劇場特別リサイタルの音源が復刻されます。
本当にうれしくって たまりませーーん。
人間は とっても正直で
うれしいとスキップしてたり
(大人がしてたらコワイけど)
心弾む歌を歌って 幸せをかみしめるものです。
みなさまが心弾む時に歌う歌ってなんでしょう?
私はこの「不思議の国のアリスになってみませんか」かなっ。
しあわせ〜っ、って気分の時はこの歌を歌ってます。
78日生劇場特別リサイタルでは
この歌は 最初はピアノだけで
しっとりと、
そして語るように歌われ
五郎さんの歌声が沁み渡ります。
東海林先生のピアノも素晴らしく
五郎さんの甘い歌声にうっとり・・・・・
あぁ すてき・・・・
ついうっとりして ぽーーっと頬を染めて見とれていると
途中より パーーっと
華やかなブラスなどの楽器が加わり
たとえば舞台では 場面が変わり
きらきらとした光の中に立つよう。
自分もすてきな不思議の国の中で
飛び跳ねるよう。
そして泣きたいときは 涙をどうぞ
いつでもぼくが そばにいるから
幸せってこういうことを言うのよね。
うんうん!! って ひとりで納得する。
なんて幸せな世界なの。
聴きながら これこそが幸せな音楽!!って思う。
当時は よくわからなかった。
もっと悲しい歌とか もっと切ない歌とか
もっと大人の歌とかがいい、って思った時期もあった。
だけど今聴いて しみじみとすてきな歌だと思う。
聴いていて 幸せな気分。
こういう とっても幸せな世界も歌われていてよかったな〜〜〜っ。
最後はファンファーレのような
華やかなプラスでスキッとフィニッシュ!
あーーっ すてきだ〜〜〜っ
今聴くと 本当にいい!!
五郎さんの優しさが沁みてくるーーーっ。
とっても楽しい!!
今回の復刻で 初めてこの歌と出逢われる方もいらっしゃると思います。
復刻されて本当に良かった!!
ぜひぜひ楽しみにして聴いてください。
なんか とって幸せな気分です♪
(16.07.08)
[戻る]
「朝帰り」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1978年10月28日〜11月12日 日生劇場特別リサイタル
この歌は1978年日生劇場特別リサイタルでご披露されました。
考えてみれば このリサイタルだけでしか歌われていないのですが
あまにりも印象に残る作品です。
野口五郎さんといえば 熱唱型の力強い歌をイメージしますが
このような楽しいコミック・ソングも五郎さんならではの世界で忘れてはいけないのです。
歌で人を笑わせるなんてすごいことなのですが
五郎さんの表現力は素晴らしく
それがもう どうしようもなく楽しくておかしくてたまらない。
この作品は「俺」が東京に出てきて 初めての朝帰りを経験するまでのことを歌で語ったものですが
目の前に登場人物の会話やその時の様子まで目に見えてくるようです。
五郎さんが「俺」や「従兄」や「ユリエ」など いろんな人になりきって
聴く人をその場面で見ているような気持ちにさせてくれる楽しい作品。
歌いながら 笑いの渦に巻き込んでいくところなどは さすが野口五郎と思ってしまいます。
何度聴いても 何年経っても楽しくておかしくて 今でも笑ってしまうのですが
特に千秋楽の「朝帰り」は予想越えたおもしろさで
この千秋楽の朝帰りを初めて聴いた時は 近所中に聞こえるほどに大爆笑しました。
笑いすぎてどうかなりそうなくらい本当に大爆笑したことを今も思い出します。
カックラキン大放送などで ユーモアのある五郎さんはよく知られていましたが
五郎さんならではユーモアにあふれたとても楽しい作品です。
詩は麻生香太郎先生で 曲とアレンジは東海林修先生。
お二人の作品は「愛のラルゴ」や「箱舟の帰還」「少女よ」など
壮大なスケールの愛の歌をまずイメージしますが
こういうユーモアたっぷりの楽しい歌も決して忘れてはならないように想います。
お二人の作品はユーモアの中にも知性があふれていています。
言葉やシーンが目の前に広がる曲とアレンジ。
東海林修先生の曲は本当にひとことひとこと、言葉が生きています。
ロングリサイタルで 歌と演奏 息もぴったり。素晴らしいステージ。
五郎さんのユーモアたっぷりの歌唱、 間も絶妙で とにかく楽しい。
歌を聴いてこんなに笑ったのはこの歌が初めてです。
こんな歌も五郎さんは歌っていることをぜひたくさんの人に知ってほしい。
五郎さんと東海林先生のユーモアにあふれた歌も また聴ける時が来るとうれしい。
今日も聴いて笑顔がいっはいです。
(06.07.05)
けいこ 2006/07/05 19:46
東海林先生、のりえさん、みなさま、こんばんは。
のりえさん、早速「朝帰り」を拝見させていただきました!
この曲を聴いて私も笑わせてもらいました〜。
こんなにユーモアのある歌い方ができるのは
やはり、「ご・ろ・う・さ・ん」だからですね。
こういう曲ってすごく歌うのが難しいはずなんですよね。
五郎さんがこんなにも素晴らしくユーモアたっぷりに
この曲を表現できたのは、五郎さんの実力はもちろんですが
せんせいとの阿吽の呼吸があったからだと思います。
せんせいと五郎さんはガッチリとした信頼関係があったのですね!
ナマでこの曲を聴きたいなー。
もちろん、せんせいのピアノで‥‥。
「スキッピィ」
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1978年10月28日〜11月12日 日生劇場特別リサイタル
1979年2月24日〜 立川市民会館他労音コンサート
この歌を聴くとき どうしてもがまん出来ず泣いてしまいます。
涙がポロリと 流れるのではありません。嗚咽してしまう感じです。
イントロから ぶるぶるとからだが震えて止まりません。
こらえてもこらえてもどうすることもできません。
生きていることは 孤独との闘いです。人は誰も一人では生きてゆけません。
自分のすべてを受けとめてくれるぬくもりを求めます。
愛を求めてさまよいます。
まっすぐに自分だけを見つめて、そして自分を必要としてくれる、
たとえそれが人でないとしても それは自分にとって大きな大きな支えになります。
言葉を持たない友人であればこそ 深く深く通じ合います。
この歌を聴く時、かわいいスキッピィが見えてきます。
それは本当にスローモーションのようです。
いつしかその姿は 涙でにじんでしまいます。
大切なものを失った悲しみで胸は締めつけられます。
静かに思い出そうとしても あふれる想いはいつしか止められなくなってしまいます。
大切なものはいつもこの胸に抱きしめていたいのです。
いつもそばにいてほしい。決して失いたくない。絶対に離すまい、と思います。
なのに なのに大切なものほどお別れが早くきてしまうのはなぜでしょう。
そして幸せな場面ばかりが浮かぶのはなぜでしょう。
・・・幸せなときは 自分の中ではあっという間に過ぎていくものなのですね。
この歌を聴くと 愛するものへの熱い想いでいっぱいになります。
そして愛するものを 今精一杯の持てる力で 抱きしめたいし守りたいという気持ちでいっぱいになります。
五郎さんの素晴らしい感受性、言葉のひとつひとつがこの胸に深く届きます。
そして
最後の 「ひとりぼっちだよ・・・」から 涙でぐちゃぐちゃになってしまいます。
胸を熱くする一曲。
これもまた これぞ歌手野口五郎と思える 感動の一曲です。
五郎さんと東海林修先生と麻生香太郎先生のすばらしい作品を
今またしみじみと聴き 胸がいっぱいです。
(04.02.13)
036 - 2004/02/13(Fri) 07:37
わんこはもう家族でしたから,先立たれた後は
二度と同じ悲しみはいやです。
しあわせそうな場面を見ると,無用な危惧が先走ります。
あさから,話題が不適切ですが,愛ってそんなもののような
気がします。
のりえ - 2004/02/13(Fri) 10:57
036先生 ありがとうございます
>しあわせそうな場面を見ると,無用な危惧が先走ります。
>あさから,話題が不適切ですが,愛ってそんなもののような
>気がします。
先生深いお言葉本当にありがとうございます。
胸が熱くなりました。
この歌を聴く時
自分にとって大切なすべてのものをあてはめて聴いてしまいます。
大切なものは いつも力の限り 自分の持てるだけの愛でつつみたいと
この歌を聴くとき思わずにいられません。
先生 本当に素晴らしい歌をありがとうございました。
五郎さんの歌声もとても素晴らしくて
なみだ、なみだです。
愛があふれています。
「僕にとって青春とは」
作詞・ 藤田敏雄 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1978年10月28日〜11月12日 日生劇場特別リサイタル
今日(昨日になってしまいましたが)は 私は呉の 大和ミュージアムに行きました。
今回が2度目です。
今日8月15日は 終戦記念日
帰りには原爆ドームも見て
平和への祈りを捧げてきました。
大和ミュージアムには 回天という人間魚雷が展示されており
出撃する前の手紙や 家族に宛てた声のメッセージまで聴くことができました。
それはそれは 衝撃的でしたし 悲しくてたまりませんでした。
そしてそれを見ていたら 野口五郎さんが歌われた「僕にとって青春とは」という歌が
ずっと心に流れて 涙が溢れてきました。
「必勝を信じ 君たちの多幸を祈り
今までの不幸をお詫びして
さて俺はにっこり笑って出撃する」
今日は この歌詞があまりにもリアルに心の中をぐるぐるまわりました。
そのほとんどが20歳前後の青年だったそうです。
その尊い命がお国のために・・・戦争のために・・・失われたのです。
私の息子も20歳・・・
言葉を失います。
誰も 口には出せなかったと思いますが
どうかどうか 生きて帰ってきてと どんなに祈り涙を流したことでしょう。
今日は 1978年日生劇場特別リサイタルでご披露された
「僕にとって青春とは」を聴いて
世界が平和でありますようにと祈らずにはいられません。
同じ過ちはくり返してはいけないのです。
「今というこの瞬間に生きること」
平和への祈りとともに 大切なことを私たちに教えてくれた歌。
自分の胸に いかに生きるかを問う作品です。
今日は平和を祈りながらこの歌を聴いています。
力強い五郎さんの歌声。
胸に問いかけるような東海林先生の曲とアレンジ。
このような深いメッセージのこめられた作品に
めぐり逢えたことにも感謝したい気持ちでいっぱいです。
(09.08.15)
1979年2月24日〜 立川市民会館他労音コンサート
1979年春テレビOA フジテレビ「ミュージック・フェア79」
'79年2月からはじまったコンサートで歌われたこの作品は残念なことに音源化されていません。
けれど当時 フジテレビの「ミュージック・フェア」で五郎さんがこの作品を歌ってくださっていて
コンサートに行けなかった私達ファンでも 聴く事ができました。
テレビから録音した音源を私は大切にとっていました。
本当に今さらながらこうしてこの曲を聴き続けていられることに感動します。
春になるとどうしても聴きたくなります
この歌なしでは私は春を迎えられません。
春の足音が聞こえ、新しい旅立ちを前にした胸の鼓動、
そしてまぶしい光の中に飛び込んでいく時の喜び、
追い風を感じます。
開放感とわくわくした気持ちに 勢いをつけておもいっきり羽ばたける気がするのです。
春の光が自分に降り注いで
「さぁ 旅立ちなさい。おもいっきり生きてみなさい。」と
私の背中を押してくれます。
「よかったね!春が来たんだね。さぁ行こう!」
私にはそんなメッセージに感じます。
この歌を聴くたび うれしさでいっぱいになります。
もううれしくてうれしくてたまらないのです。
この心に何度もこの歌が回って
幸せなフレーズがこの心を満たし 希望で胸がいっぱいになります。
もうどうしようもなく好き!こんなに好きでどうしよう〜〜っ!!
歌う五郎さんも
高音だけでなく この曲を聴くと低音もとってもとってもすてきなのです。
旅立ちの春が来たんだな〜っ。
なんて幸せなことだろう、って 心から思える素晴らしい作品。
心に愛と夢があふれる感じです。
春にはどうしてもなくてはならない一曲。
聴く人に希望を与えられるこの素晴らしい作品が
たくさんの人に聴いていただけるよう
一刻も早く復刻されることを 心から祈らずにはいられません。
今 一番 もう一度五郎さんが歌っていただきたい一曲です!!
(06.03.07)
1979年11月16日 野口五郎プレ10周年記念リサイタル
1979年12月26日 大阪ホテルプラザディナーショー
この作品は残念なことに音源化されていません。
1979年11月16日野口五郎プレ10周年記念リサイタルが初演です。
暖かいストリングスの調べより始まり 春のやわらかい陽ざしに包まれるような暖かさを感じます。
とても美しいメロディ。
春のうれしさをとても感じることができるすてきな歌なのです。
一度聴いたら ずっと心に残るフレーズ
音源化されていなくてもこの作品はたくさんの人の心に残っていました。
そして 2006年5月には そんなみなさんの熱い声に東海林先生が応えてくださって
「宇宙船地球号」という先生のシンセサイザーのアルバムの中の一曲に取り上げていただけました。
優しさをイメージすると まずこの歌を思い出します。
春の嬉しさ 人の温かさ 希望にあふれる心が
この歌の中にあります。
最後は力強く歌い上げてくださる五郎さんの歌声
やっぱり 東海林先生の作品を歌われる五郎さんは誰よりも輝いていらっしゃいます。
いつか音源化していただきたい 忘れてはならない名曲です。
(06.11.19)
1980年2月1日発売 アルバム「樹海 Ballade」
この歌を聴くとき 春の陽ざしに包まれるような暖かさを感じます。
詞も曲もアレンジも五郎さんの声もとても温かく 幸せをいっぱいに感じられる歌です。
外の景色も見えてくるようです。まだ粉雪も舞い散る寒い風景なのに
感じるのは暖かい春の陽ざしと 幸せな二人の空間です。
愛に満ちた二人の新しい旅立ちに 胸が躍る感じです。
いつか 自分もこんな風に・・・と とてもあこがれました。
夢と希望と愛が あふれる感じです。
どちらかというと 五郎さんの歌は哀しい曲のイメージの方が強いかもしれませんが
こんな愛に満ちた幸せな曲も歌っていらっしゃることを たくさんの人に紹介したい気持ちです。
聴けば聴くほど胸がいっぱいになります。
温かい愛に包まれる一曲です。
1980年2月1日発売 アルバム「樹海 Ballade」
とても春を感じる歌です。春の景色が見えるようです。
この歌を聴いていると 私は野辺に佇んで 貨物列車や空に浮かぶ雲を見ているような気持ちになります。
切なくて切なくてたまりません。
静かに始まるバイオリンとピアノの前奏を聴いた瞬間に この歌の世界に引き込まれていきます。
詞も曲も とても美しく アレンジも あまりにもあまりにも素敵です。
このLP「Ballade」の中では 私が一番何度も何度も聴いた曲です。
五郎さんの歌声がしみじみと心に染み渡ります。とてもとても温かい歌声です。伸びやかでとても優しい。
胸が苦しいほどに せつなさであふれます。もう 涙なくして聴けません。
そして余韻を残す美しいエンディングが 想いをかきたてます。
抑えても抑えても 熱い想いがあふれてあふれて止まりません。
いつまでも心の中にこの歌の世界が 一枚の絵になって残るような気持ちです。
私はこんな 野口五郎さんの世界がとてもとても大好きです。
ぜひぜひ たくさんの人に聴いていただきたい一曲です。
のりえ - 2004/03/03(Wed) 00:05
みなさま こんばんわ!
私は春といえば「そして春へ」という歌がまず出てきます
野口五郎さんのページでも書きましたが
春の景色が見えるようです。
そして とても胸がしめつけられます。
麻生香太郎先生の この詩は本当に素敵です。
「ほほをつたう むらさきつゆくさ」
どうしようもなく 胸がじ〜〜ん。
そして東海林修先生の曲とアレンジ
本当にイントロから泣きます。
この歌を聴くとあぁ 春なんだな〜〜って
本当に暖かな春の野辺にいるような気持ちになります。
そして春は胸が苦しくなるのですね。
今夜はしみじみ「そして春へ」聴きました。
五郎さんの温かい歌声 胸にしみました。
そしていつまでも余韻にひたれる素晴らしいアレンジ
しばらく動けませんでした
春には春の 豊かな歌があって本当にしあわせです。
おやすみなさい。
036 - 2004/03/03(Wed) 23:33
こんなに時間が経っても
賞味期限がきれないのはなんでかな〜
1980年2月1日発売 アルバム「樹海 Ballade」
この歌は とても深い大人の愛の世界を歌っています。
あまりにも大人の世界で 詞もめまいがするような情熱的なものですが
スケールの大きな曲と、
ドラマチックでありながら品格を感じさせる包み込むような大きなアレンジ
そして五郎さんの特別男らしい歌声が 五郎さんの新しい愛の世界に誘ってくれます。
曲を聴くだけで 光の海の上を二人で飛んでいるような そんな気持ちになります。
五郎さんの歌も
とても男らしく 素晴らしい歌唱です。
純粋に愛する気持ちに浸りたい一曲。
男性に求めるものがあるのなら こんな全てを受けとめる男らしさでしょうか。
あらためてレコードを出して聴いてみて 驚きました。
とにかくしびれます。もう一度レコードを出して聴いていただきたい素晴らしい一曲です。
1980年2月1日発売 アルバム「樹海 Ballade」
最近になって しみじみと聴いて 本当に素敵な歌だなぁ・・・と思うようになりました。
当時の私には この詞の世界は難しくてよくわからなかったのです。
まだ恋愛が憧れであった自分には この詞の世界を自分の中で広げることができませんでした。
とてもさりげないけれど 大人の愛の世界がここにあります。
大人になったのでしょうか。こんな世界もわかる自分になりました。
男女の語らいが歌になっていて 言葉が胸にしみます。
ギターの音色が 都会の夜明けの街をイメージさせてくれます。朝の新鮮な空気に包まれる感じです。
五郎さんの歌の世界では それまでにはないもので とても新しい感じがします。
こんな歌も歌える五郎さんはとても素敵だと思います。
大人になった私たちだからこそ もう一度 しみじみと味わいたい一曲。
さりげないけれど深くて 胸にしみる大人の一曲です。
1980年7月18〜9月14日 HOT ICE '80
この歌は 1980年 HOT ICE'80で発表されました。
私が この歌を初めて聴けたのはほんの数年前ですが この歌を何度も聴いているうちに
なんて穏やかで温かく優しい歌なのだろうと どうしようもなく好きになりました。
ピアノのイントロも 懐かしい日が 静かに甦るようです。
とても穏やかで幸せな日々を振り返る気持ちです。
五郎さんの温かい声が 聴く人すべてを包み込みます。
東海林先生の五郎さんや私達に対する優しさも身にしみます。
ともに生きた日々、ともに笑い、ともに泣き・・・・
出逢えた喜びと 愛に満ちた季節が
静かに静かに押しよせて この胸を熱くします。
人はだれも いつかは旅立ちの時を迎えますが
こんな満たされた 穏やかな気持ちで旅立ちの時を迎えられることは
何よりうれしいことですし理想でもあります。
振り返れば笑顔だけが心に残るような
出逢いの喜びだけが胸に残るような
穏やかな旅立ちを迎えられる気持ちです。
歌詞の中に 五郎さんの作品のタイトルが織り込まれていますが
とても自然で 胸に沁みる歌詞になっていることは
さすが香太郎先生と思える素晴らしい世界。
そして こんなにも温かく胸に沁みるメロディを作ってくださった東海林先生。
五郎さんの歌声をしみじみと聴かせてくださるアレンジ。
後半のブラスのアレンジも旅立ちを祝福しているようなまぶしさを感じます。
♪もう僕は行くよ 見果てぬ夢 追いかけて
きっとまた逢えるさ その日を夢みて あぁGood Luck♪
五郎さんのとても温かい歌声に 心満たされて
心から「ありがとう」と言いたくなるほどに すてきな作品。
ともに生きてこれたことの喜びと感謝が胸にあふれてくる名曲。
何度聴いても飽きることのない素晴らしい一曲です。
(06.06.24)
「さよならの色を教えてください」(愛の肖像U)野口五郎
作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1976年10月24日〜1121日 秋の五大都市コンサート〜針葉樹〜 初演
いろいろと整理も出来、
やっと落ち着いてきました。
少し精神的にもゆとりが出てきましたので
これからまた あらためてこの世界を
静かに 穏やかに
語っていきたいと思っています。
語りたい歌を何度でも
語りたいだけ語ってみたい。
大切にしている世界だからこそ。
この作品は 1976年の秋の五大都市コンサートのために作られ
コンサートでご披露いただけた作品です。
その後 歌われることはありませんでしたが
コンサートのカセットテープが発売されましたので
今も心に流れるメロディとなりました。
私の人生にとって あまりにも大きな影響を与えた「愛の肖像」
この作品は「愛の肖像U」ということで
その後の二人の愛の行方を歌われた作品です。
「愛の肖像」の作詞は 山上路夫先生。
「愛の肖像U」は麻生香太郎先生。
大きな違いは作詞者が違うということですが
両作品とも 作・編曲は東海林修先生で
大人に向かう中で 大人の愛を教えられた作品です。
夕暮れの空を見上げるとき
私の心の中に
いつも心に流れてくるメロディがあります。
すみれ色した 雲の流れを
あなたはおぼえていますか
窓に腰かけ たそがれるまで
みつめていたこと 覚えていますか
夕暮れの空を見上げると
ほんの短い時間 鮮やかに空を染める雲の流れ。
雲はすみれ色から、茜色へと変わっていきます。
穏やかな優しいすみれ色の雲。
儚い夢のようでもあります。
静かに振り返る 愛した日々。
茜色ではなくすみれ色が心に残る。
二人で見上げた夕暮れの空は
幸せなすみれ色だったのですね。
語りかける言葉は届かないのでしょうか。
この胸の悲しみも誰にも届かないのでしょうか。
私は思うのです。
今もきっと 同じ気持ちで
あの人もこの空を見上げていてくれていると。
きっと同じ痛みを感じながら
この空を見上げていると。
人生は出逢いと別れの繰り返し。
せめて 前に進むために
思い出は美しく 幸せな記憶でありたい。
愛したこと 愛された日々を
決して忘れない。
美しい空に
流れる雲に
優しい花に
見つめるすべてに
愛された日々は甦えります。
だからこそ 美しく前に進むことができる。
私の人生に いつも
色を感じて生きることを教えてくれた
「すみれ色のバラード」
静かに振り返る青春の記録。
熱く生きた青春の日々。
そして このコンサートは
「愛のラルゴ」の初演
「されど青春」の初演、と
素晴らしい作品が世に出た
記念すべきコンサートとなりました。
歌は「人生」だと
聴くたびに胸が熱くなります。
「U.S.A. STUDIO CONNECTION」
作曲・編曲 東海林修
演奏 野口五郎 & U.S.A. STUDIO CONNECTION & GORO SPECIAL 9
アルバム「U.S.A. STUDIO CONNECTION」
1980年
ついに復刻されました。
「U.S.A. STUDIO CONNECTION」
何がうれしいって、
過去の素晴らしい作品がCD化されて
いつでもどこでも聴くことができる!
そしてまた たくさんの人に
この作品に出逢っていただけて聴いていだける〜っ!
こんなにうれしいことはありません。
米国の超一流ミュージシャンをバックに
中野サンプラザで行われた
リサイタルの実況録音盤。
指揮は東海林修先生。
五郎さんの10周年の記念すべき年に
まさにお祭りのような豪華さと楽しさ!!
初復刻!!
バンザーイ!バンザーイ!!と
一人 万歳三唱でございます!!
さて 何を書きましょう、と思ったのですが
やっぱりまずはこれでしょう。
「U.S.A. STUDIO CONNECTION」
一流ミュージシャンとの音楽のコラボ。
五郎さんはギター・・・ではなく
なんと三味線での参加です。
本当に 聴いて驚いて頂きたい。
音楽の国境はない。
すごーーい。超かっこいい!!
楽しくて 血が騒ぐ!
うーーん まいったーー!
音楽は
参加ミュージシャンの紹介のソロもあり
五郎さんの津軽三味線の驚きの素晴らしいソロもあり
みんなで音をつくる楽しさにあふれています。
超かっこいい一曲です。
歌はありませんが
もうゴキゲン〜っ!
当時も 思わずバンザーイ、って
叫びたくなったような気がしますが
私は今もこの曲を聴くたびに万歳三唱状態。
東海林先生の曲というのは
スケールが大きくて
しかも緻密でありかっこいいのですが
五郎さんのステージに
日本を代表する名アレンジャーである東海林先生がいてくださったことは
本当に幸せなことだなぁということもしみじみ感じます。
五郎さんは 民謡の原田直之さんの奥様に
三味線をお稽古していただいたそうですが
本当に・・・
その三味線の素晴らしさには驚きです。
この演奏のあとの
お話の面白さも聴き逃さないでいただきたいと思います。
私などは大爆笑してしまいます。
特にツボにはまるところがあるのですが
書くとみなさま 聴く楽しみがなくなりますから
我慢しますが(買ってくださいー)
思い出しては ついニヤニヤ笑えてしまいます。
五郎さんのお茶目なところや
ユーモアなど お楽しみ頂きたいと思います。
五郎さんの嬉しさが演奏やお話に
あふれています。
音楽って楽しい〜っ。
そしてやっぱり一流がうれしいっ。
夢を描くなら一流を目指そう!!
夢を叶えられた五郎さんの姿。
この作品は夢のような一曲です。
CDは タワーレコードで
購入することができます。
これを聴いて
私たちも頑張ろう!!
いいものは残っていく!!
更なるアルバムの復刻を叫ぼう〜っ!
「僕にとって青春とは」野口五郎
作詞・ 藤田敏雄 作曲・東海林修 編曲・東海林修
1978年10月28日〜11月12日 日生劇場特別リサイタル
今日(昨日になってしまいましたが)は 私は呉の 大和ミュージアムに行きました。
今回が2度目です。
今日8月15日は 終戦記念日
帰りには原爆ドームも見て
平和への祈りを捧げてきました。
大和ミュージアムには 回天という人間魚雷が展示されており
出撃する前の手紙や 家族に宛てた声のメッセージまで聴くことができました。
それはそれは 衝撃的でしたし 悲しくてたまりませんでした。
そしてそれを見ていたら 野口五郎さんが歌われた「僕にとって青春とは」という歌が
ずっと心に流れて 涙が溢れてきました。
「必勝を信じ 君たちの多幸を祈り
今までの不幸をお詫びして
さて俺はにっこり笑って出撃する」
今日は この歌詞があまりにもリアルに心の中をぐるぐるまわりました。
そのほとんどが20歳前後の青年だったそうです。
その尊い命がお国のために・・・戦争のために・・・失われたのです。
私の息子も20歳・・・
言葉を失います。
誰も 口には出せなかったと思いますが
どうかどうか 生きて帰ってきてと どんなに祈り涙を流したことでしょう。
今日は 1978年日生劇場特別リサイタルでご披露された
「僕にとって青春とは」を聴いて
世界が平和でありますようにと祈らずにはいられません。
同じ過ちはくり返してはいけないのです。
「今というこの瞬間に生きること」
大切なことを私たちに教えてくれた歌。
自分の胸に いかに生きるかを問う作品です。
今日は平和を祈りながらこの歌を聴いています。
力強い五郎さんの歌声。
胸に問いかけるような東海林先生の曲とアレンジ。
このような深いメッセージのこめられた作品に
めぐり逢えたことにも感謝したい気持ちでいっぱいです。
(09.08.15)
「CHARGE & GET IN」 野口五郎
作詞藤公之介 作曲・佐藤寛 編曲・東海林修
1980年5月1日発売B面
10周年記念リサイタル「U.S.A STUDIO CONNECTION 」での音源です。
海外より一流ミュージシャンを呼んで開催されたコンサートで
五郎さんはとにかくハイテンションで大はしゃぎだったと
コンサートに行かれた方からは聴いています。
羨ましくてたまりません。
なにより五郎さんご本人が喜ばれたわけですから
本当によかったと思います。
聴いていてもうれしくなりますね。
この作品は お兄さんの作曲で
東海林修先生の編曲です。
華やかでパワフルな作品です。
「おさえ込んでた夢を放せ
汗を流せ 熱くなれ
今が 今が その時さ」
まさに五郎さんとしては この気持ちそのまま。
歓びにあふれ 自信に満ち満ちていらっしゃるような歌声です。
五郎さんにとって
素晴らしい思い出の一ページでしょう。
このコンサートについて
東海林修先生にお尋ねしたことがありますが
このコンサートについては
先生には何も語ってはいただけませんでした。
ですからよくわかりませんが
海外からのミュージシャンの方々が
比較的自由に演奏されたのかもしれません。
ただこのコンサートの音源「コーラス・ライン」が
先生の初シングルになったことは
本当によかったなぁ、と私は思っております。